潔子さんの妹は男装少女で青葉城西のお姫様なようです。【HQ】

男装少女36 ページ38

国見side







及「で、国見ちゃんさAちゃんに告白とかしないの？｣



チャラチャラとした顔で質問してくるのは、一応青城の主将及川さんだ。



国「彼奴、そういうの疎いんすよ。」




及「ふーん。でも早くしないと取られるかもよ？クロくんとかAちゃんのこと凄い見てたし。」




国「黒尾さんなら問題ないです。A黒尾さんのことウザがってたんで。」




及「でも、他にもライバル沢山居ると思うよ？Aちゃん可愛いし。」




国「...分かってますよ。でも、Aは誰にもあげません。」




付き合っても無いのに何言ってるんだって話だけど俺はそのくらい彼奴が好きなんだ。




及「まあ、後悔する前にちゃんと伝えなよ。」




そう言ってヒラヒラと手を振りながら去って行く及川さん。




国「言われなくても分かってますよ。」




貴「何が分かってるの？」




国「っ！？ビックリした、何してんの？」




貴「ん、たまたま通り掛かったら国見が居たから。で、何が分かってるの？」




国「何でもない、こっちの話。」




貴「ふーん。まあいいや。」




国「ん、てかお前髪の毛濡れてる。」




貴「あー、乾かすの忘れてた。」




国「風邪引くよ？おいで。」




俺は彼女の手を引いて青城の部屋に行くと部屋に置いてあったドライヤーで髪の毛を乾かした。




国「Aの髪の毛気持ちいい。」




貴「ほんと？なんか嬉しい。」




国「うん、ふわふわ。」




貴「えへへ。」









花松((何であいつら付き合ってねえんだよ！))

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