男装少女33 ページ35
Aside
無事にカレーを作り終わり、僕は今、体育館で自主練をしてる部員を呼びに行っている。
───── 第三体育館
貴「あのー、そろそろ晩ご飯なので食堂に来てください。」
兎「なに！？飯か！めーしー！」
赤「木兎さん煩いですよ...。あ、わざわざ有難うございます。」
貴「あ、いえ。」
赤葦さんもいるし大丈夫だろうと体育館を出ようとしたら背中に突き刺さる視線に恐る恐る振り返る。
貴「あ、あの。僕何かしたかな、日向くん。」
日「何でAは女なのに男の格好してるんだ？」
貴「色々あんの。」
日「うーん、色々って何だ？」
察してほしいんだけどなあ。
月「日向に察しろとか無理な話だよ、馬鹿だし。」
日「何だと月島！」
煽る月島くんもだけどそれにすぐ乗る日向くんも日向くんなんだよなあ。
貴「言い争いとか今は良いから早く食堂行って。」
我慢できなくなった僕は未だ言い争ってる２人に向かって告げた。
日「は、はい...。」
月「日向のせいで僕まで怒られたじゃん。」
日「何だと！？」
貴「さっさと行け。」
月「...ハァ。」
呆れたように日向くんを横目で見てから体育館を出ていく月島くんとその後ろを叫びながら追いかける日向くん。
僕は早くお姉ちゃんのカレーが食べたいんだって。
黒「なあ、マネちゃん。ご飯終わったら自主練付き合っ貴「お断りします。リエーフくん食堂行こう。」
灰「おう！」
黒「なあ、そんなつれない事言わないでさ、頼むよ。」
貴「無理です。しつこいですよ黒尾さん。」
第一僕、運動は苦手なのだ。
前に国見に頼まれてボール出しをしたらありえない方向にボールを飛ばしてしまい自主練の手伝い禁止令が出されたくらいだ。
この運動音痴を黒尾さんなんかに知られたら絶対馬鹿にされる。
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若葉 - え、、、？かわ、、！、大好きな小説だぁ！ (1月3日 17時) (
レス) @page36 id: f80cf1a544 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - すごくすごく好きです！突然の告白すみません笑笑無自覚っていいですよね！それときよこさんのシスコン感がいい！色々大変だとは思いますが更新よろしくお願いします！ (2020年5月8日 1時) (レス) id: 0357050ae1 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - あんみつさん» コメントありがとうございます。そして、投票100票目ありがとうございます。おめでとうございます。面白いと言ってもらえて凄いうれしいです。 (2019年10月22日 17時) (レス) id: 7ed288dfc1 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - 舞花♪さん» ありがとうございます。私も書きながら、国見ちゃん！！！てなってます（笑） (2019年10月22日 17時) (レス) id: 7ed288dfc1 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - テツナさん» コメントありがとうございます。私自身も男装系の作品好きだったので、思わず作っちゃいました。国見ちゃんと潔子さんの可愛さ重視で書いてるので、感想いただけてうれしいです。これからも応援よろしくお願いします。 (2019年10月22日 17時) (レス) id: 7ed288dfc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉愛 | 作成日時：2019年10月4日 2時
