【A3!】お手伝い(強制)兼歌い手です！【歌い手】

すごい　紬side ページ21

〜〜。

ん？この声…

あ、Aちゃんの部屋のドア開いてる…

何してるのかな…

『貴方は…一体、何者なの？教えて！貴方は誰なの？お願い、教えて！…違うな。』

上手だなぁ…

素人とは思えないや

『貴方のことがっ、しり、たいのっ…』

キャラに溶け込もうとしてる。

劇団員として、出来そうだなぁ。

…ここじゃ、無理だけど…

『次は…』

ふふっ、意外と熱心にしてるなぁ…

第一印象は常にだるそうな感じの子だったんだけど…

『私は、貴方のことがっ……




　


好きなのっ！』


ドキッ

胸が高鳴った。

本当、すごいな。俺も頑張らないと…

幸「紬？何してんの？」

紬「あ、幸くん。シー」

幸「は？」

紬「見てみて」

幸「あ、性別謎。なにしてんの、アイツ」

性別謎…またすごいあだ名つけたなぁ…。

紬「なんか、演技の練習みたいだよ」

幸「ふーん…」

『…っ!?どうして私の名前を…教えて、教えなさい！貴方は何者！？』

幸「へぇ…割と上手いね」

紬「うん」

どうして劇者にならなかったんだろう

『ここまでにしよ。喉痛い。』

あはは、Aちゃんは面白いなぁ。

僕達も負けていられないな。

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