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秘書「んな・・・！」
千「生命反応がある場所には
誰に言うまでもなく呟いた言葉の通り
岩「これだけやったら
秘書「ほ、本丸？」
千「聞こえへん？」
秘書「あ、あれ・・・・！
岩「あれはさすがに近寄られたらマズいな」
秘書「ど、どどど、どうしましょう・・・・！？」
千「撃ち落とそうか」
秘書「撃ち・・・！？」
岩「一応、撤退勧告しとこうか」
そのままよろしくと秘書に投げた
最後は悲鳴に近い声を出すが
秘書「だ、ダメです
岩「しょうがないな」
視線の先にある
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――まさか、そこを
通り過ぎたら
船が縦に両断される
なんて思いもせずに
秘書「んな・・・！」
千「生命反応がある場所には
照射されへんから、安心して」
誰に言うまでもなく呟いた言葉の通り
真っ二つに両断された船から
次々と海賊たちが海へと飛び込んでいった
岩「これだけやったら
諦めてくれると思ったんだけど
本丸を呼び寄せてしまったね」
秘書「ほ、本丸？」
千「聞こえへん？」
秘書「あ、あれ・・・・！
攻撃ヘリ・・・」
そう、秘書の指さした先―――
そう、秘書の指さした先―――
タンカーの後方には
攻撃ヘリが船尾に
ピッタリと張り付いていた
岩「あれはさすがに近寄られたらマズいな」
秘書「ど、どどど、どうしましょう・・・・！？」
千「撃ち落とそうか」
秘書「撃ち・・・！？」
岩「一応、撤退勧告しとこうか」
そのままよろしくと秘書に投げた
秘書は攻撃ヘリを見ながら勧告をする
秘書「あーあー
秘書「あーあー
・・・・ええと、
ヘリのパイロットの皆さんにお知らせします
すぐに撤退しないと
ウチの総帥と社長が
撃ち落とすと言っています
ええ、本当です
冗談じゃないですからね？
うちの総帥と社長
冗談みたいなことを
本気でやることで有名なんです
逃げてください
お願いですから
今すぐ逃げて！」
最後は悲鳴に近い声を出すが
残念ながら返答は
芳しいものではなかった
秘書「だ、ダメです
今すぐ武装解除しないと
攻撃すると言っています・・・！」
岩「しょうがないな」
視線の先にある
攻撃ヘリへと目を細めてから
千・岩「猟を始めよか」
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作品のジャンル：恋愛
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作者名：岩ちゃん | 作成日時：2016年12月13日 17時
