【Free!】想いを胸に[逆トリ]※イラスト付き (ページ27)

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第26話ページ27

(貴方side)
爽やかな笑顔で出迎えてくれた真琴。

その爽やかさは、こんな朝にぴったり！

ていうか…
あれ？ま、真琴？
何でエプロンしてるんだ？？

そのことが気になりつつ、
まぁ取りあえず…

貴「お、おはよう！」

と挨拶を返す

すると

真「ごめんね、勝手にキッチン借りてます」

そんなことを言われ、手元を見る

あ、確かにお玉持ってる…

すごく似合ってま…………
真「Aちゃん？」ﾆｺｯ

…ごめんなさい。

気を取り直して

貴「全然いいよ！！というか、こっちこそごめん！寝坊した！！」

真「昨日遅かったんだし、しょうがないよ。それに、今日から朝ご飯は俺が作るよ！泊めて貰うお返しに！」

…昨日遅かったのは真琴もだろう

でも、朝が弱い私にとって
確かにこの申し出はとても有りがたい！！

貴「うー、じゃあお言葉に甘えて、よろしく！」

真「うん！任せて！」

よし！これで朝ご飯は大丈夫だな！！
ホントに女かっていうツッコミは無しで！！あはははは！！←

ていうか…

貴「真琴って料理出来るんだ…」

確かアニメではお母さんにご飯作って貰ってたはず…

そんなことを考えていると

真「あ！！そうだ！！」

と真琴が大声をあげた

貴「え！？何！？」

真「見てコレ！」

私が驚いて尋ねると、
真琴は自分のスマホをこちらへ見せた

貴「？」

ん？何だろう…Yahoo!のトップ画面だけど…なんかあるのか？

そんなことを考えていると

真「インターネット開けた！！」

その言葉に開いた口が塞がらなくなった

そうじゃん！！真琴たち違う世界から来たじゃん！！

ついいつもの画面で違和感も何も感じなかったが

真琴の携帯で開けたということは
何か意味が有るのかもしれない

早くも、１つ帰る手がかりらしきもの発見！

真「俺さ、いつもご飯は母さんに作って貰ってたから、何も知らなくて…。取りあえず味噌汁を作ってみようと思ったけど、全然分かんなくて、ダメ元で開いたら開けた…みたいな…」

貴「真琴ナーイス！！一歩前進じゃん！」

真「う、うん」

なんかあんまり嬉しそうに見えないけど
気のせいかな？

そんな会話をしていると
横からいきなり

？「…お、おはようございまぁす………」

と、地をはうような声が聞こえた

貴「ぎゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」
真「ぅっ、うわああああぁぁぁぁ！！」

突然すぎて私たちはびっくりして
大声を上げてしまった…