46話 ？？？side ページ47
？？？side
真っ暗で人のいない道をOLと思われる女性が一心不乱に涙を浮かべながら走っている。
「はぁっ……！ はぁっ……！ 死にたくない……死にたくないっ……！！ 」
近くにあった路地に入り、足を止めて手を膝につけ、呼吸を整えようとする。
「はぁ……はぁ……もう大丈夫……？ 」
すると、背後にあるゴミ箱が倒れる音がし、すぐ様背後を向くが、そこには何もなかった。
「なんだ……ゴミ箱が倒れただけか……よかっ____」
安心したかのように前を向くと、目の前には黒い怪物が立っていた。
女性は悲鳴をあげて地面に尻餅をつく。
「な……なんで……どうしてなの……！？ 」
魔隆はヨダレを垂らしながら女性に近づいていく。
女性は魔隆から逃げる様に座りながら後退りしていく。
「お願い……殺さないで……私が何をしたって言うの……！？ 」
我慢が出来なくなった魔隆は口を大きく開き、女性に飛びかかった。
「い……い……！ いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！」
女性は悲鳴をあげて逃げようとするが、あっさりと魔隆に追いつかれてしまい、そのまま魔隆に喰われてしまった。
その悲劇を電柱に座り込んでいる2人の人影が見ていた。
「あーらら、喰われちゃった。ご愁傷様って感じ？ 」
「あの魔隆は能力持ち….…ゲームで言うとSRぐらいだな」
「前に出した人型魔隆より知能は低いけど、能力は持ってる。あの人型魔隆よりはよく働いてくれそうだよ」
「さて……そろそろ俺達も行くぞ。あの魔隆は大丈夫だと確認できたしな」
「ほいほーい、みんなに遅れを取る訳には行かないし、僕達も仕事しに行きますか」
食い散らかされた女性の変死体をそのままにして、黒い人影はそこから消え去って行った。
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赤猫(プロフ) - くろーさぎさん» はい、ありがとうございます！これからも頑張ってきます！ (2019年7月24日 7時) (
レス) id: 4f3a6e4e78 (このIDを非表示/違反報告)
くろーさぎ(プロフ) - 失礼致します！とても面白いです！！個人的に木下さんが好きです……�兇盍萃イ辰堂爾気ぁ� (2019年7月24日 7時) (レス) id: 472ca3e356 (このIDを非表示/違反報告)
赤猫(プロフ) - riiuさん» いいですよ！ぜひぜひ作ってください！ (2019年6月17日 20時) (レス) id: 4f3a6e4e78 (このIDを非表示/違反報告)
riiu(プロフ) - 真冬ちゃん本当すこ……あ、お願いがあるんですが…この作品のスピンオフ的な立ち位置でComitemという作品を作りたいのですが…よろしいですか？ (2019年6月17日 19時) (レス) id: d32ce14729 (このIDを非表示/違反報告)
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