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雨の日 ページ11

ザー ザー






今日は生憎のお天気ですね。
外も暗いですし、外灯の灯りをつけなくては






ガチャ←扉を開ける






貴女「結構な土砂降りですね」





シュボッ←マッチに火を点ける





外灯にマッチを近づけて明かりを灯せば入口はよく見えます。






貴女「ブルッ)ぅう、今日は少し冷えますね」





早く店に入りましょう。





織田「ユリ」




え?





後ろを向くとびしょ濡れの織田さんが立っていました。





貴女「織田さん!?今日はどうし、って体冷えてますよ!?このままじゃ風邪を引いてしまいます!」





手を掴むと氷みたいに冷たいです。




織田さんの腕を引き店内のソファーへ座らせます。





貴女「ほらっ上着を脱いでください!」




バサッ←コートを脱がせる




コートを暖炉の近くで乾かし
急ぎタオルで、少々乱暴ですが織田さんの頭を拭き始めます。






貴女「暖炉はたいていますが、寒くありませんか?」






織田「・・・少しだけ」






貴女「では毛布や何か温かい物を持ってきまs
織田「平気だ」グイッ)…?」






キッチンへ向かおうとしたら、織田さんが私の手首を掴んでそのまま自分の頬に添えられました。




人肌が恋しいのでしょうか




タオルの間から見える織田さんの顔は緩んでいました。





織田「ユリの方が暖かい」





貴女「////!」







普段の織田さんからは見慣れない表情でしたので不覚にも胸が高鳴ってしまいました。






しかし、どうしましょう。
手は離してくれる気配はなさそうですし、何故か頬擦りまで始めてしまってます。



・・・猫みたいです。




かといってこのままという訳には・・・あ、そうです!




織田「っ!?ユリ?」





私は暖かいそうなので織田さんの膝に座ってくっついていれば問題解決です。





貴女「これなら寒くないでしょう?」






目を見開いていた織田さんは目を細めて、恐る恐る私に腕を回しました。




ギュゥ


織田「ああ、とても暖かい・・・」





これで風邪を引かれる心配はありませんね

贈り物→←料理の力



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マッキー(プロフ) - 続き楽しみにしてます!! (2018年12月8日 22時) (レス) id: 0346650c4f (このIDを非表示/違反報告)
ウィル - 初コメ失礼します!この小説のおかげで黒の時代の良さを知ることが出来ました これからも更新 楽しみにしています!頑張ってください! (2018年7月31日 1時) (レス) id: dbdccbb925 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - これからの投稿を楽しみにしています (2018年7月6日 21時) (レス) id: d89e7bb0b2 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - こういう逆ハーもの大好きです!更新頑張ってください! (2018年7月5日 14時) (レス) id: 39ef03ba98 (このIDを非表示/違反報告)
- こういったお話大好きなのですが最近めっきり見かけなくなってて。とても癒されました。サラサラさんのご負担にならないようでしたら是非続きを読みたいです。応援しております。 (2018年5月16日 6時) (レス) id: b90d2a0275 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サラサラ | 作成日時:2018年2月23日 1時

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