イナクロmemberで合宿！ (ページ42)

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37.予感ページ42

それから私たちは早速私服に着替え、食堂に向かった。

夏｢あら、いらっしゃい！好きなだけ食べて行ってね。練習でバテないように、しっかり食べるのよ！｣

夏未さん、優しいなぁ～…。

朝食は洋風と和風に別れていた。どうしよっかな～！どっちも捨て難いんだよね～…。
よし！

･

葵｢す、凄いメニューだね、A;｣
黄｢何かごちゃ混ぜやんね…。｣

葵と黄名子が苦笑している。え、そんな可笑しかったかなぁ？

倉｢何だァ？お前、和食と洋食分かってんのか？｣
一･青｢うおおっΣ｣
天｢コラボがある意味凄いド…。｣

せ、先輩まで！

葵｢だってさ、A…。｣

葵が指指すのは私の朝食、そこには…。
パンがとにかくてんこ盛りで、味噌汁という謎のコラボ。そしてお皿には、スパゲティやうま煮、ハンバーグや魚などが不格好に盛られていた。…は、恥ずかしい。そして何という失態…。

天｢まあまあ、面白いメニューで良いじゃないですか！｣

天馬…フォローしてくれたつもりだろうけど、全然なってない…。(泣)そして私別にコメディとか求めてない…。

円｢あっははは。まあ、良いじゃないか。さぁ、みんな席に着いた着いた。時間無くなるぞ。｣
｢｢はーーい。｣｣

円堂監督、ありがとうございます…。
流石に監督が指示するとみんなは席に戻って行った。ほっ、助かった…。

･

それから私たちは不格好な(？)朝食を終え、部屋に戻って練習の準備をした。着替えもあるからなぁ～…。何か嫌な予感する。

葵｢あ！ジャージの裾のとこが綻んでる！A、お裁縫道具持ってない？｣

葵が私に焦って問うが、生憎私は所持してない…。私は首を横に振った。

葵｢持ってないかぁ…。私、黄名子(ちゃん)のとこに行ってくる！無かった場合は、夏未さんの所行くかもしれないから遅くなるかも！｣

え、葵…てことは…。
天馬が見計らった様に私の肩に手をポン、と置く。え、笑顔が黒い…。

葵｢一人すること多くてごめんね～！すぐ戻ってくるから。｣

あ、あああああああああ……。

バタン

あ、あお…。

フ｢さ、着替えよっか！｣
白｢オレ達が手伝ってやるからな！｣

フェイと白竜が不敵な笑みを浮かべる。いえ、一人で…

剣｢フッ。遠慮するなよ。｣

つ、剣城くんまで！

｢へ、変態！//｣

私は思いっきり叫んだのだが……。

天｢何言ってるの？男なんてみーんな変態なんだからさぁ…。｣

天馬の言葉が合図かのようにみんなが近寄って来た。…えええ！？