体調が不良気味のようです【QK】-5- (ページ31)

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河村｢ん……｣

目を開けると、真っ白な天井が目に入る。

漂う医薬品の独特な臭いで、ここが病院であることをすぐに理解した。

川上｢河村さん……！｣

俺を見た川上は、すごく申し訳なさそうな顔をしている。

川上｢俺の所為で……すみませんでした！｣

伊沢｢河村さんが起きない間、ずっと心配してたんですよ？｢河村さんが死んじゃったらどうしよう……｣って｣

河村｢死ぬ訳ないじゃん。俺の生命力を見くびらない方が良いよ？｣

俺がそうやって言うと

川上｢でも、あの時俺がもっとちゃんと対処してたら、河村さんが刺されることなかったかもしれないじゃないですか……｣

川上は眉を下げたままそう言った。

河村｢川上は、何か勘違いしてるんじゃない？｣

川上｢え……勘違い？｣

河村｢そう。そもそも、俺は川上の所為だなんて、これっぽっちも思ってないよ？｣

この言葉に嘘はない。

川上｢でも、俺の事を刺そうとしたストーカーに刺されたんですよ？｣

河村｢知ってるよ？でも、あの時俺は自分の意思で、川上の前に立ったんだよ？だから、川上の所為じゃない｣

伊沢｢ほら〜。だから言ったでしょ？河村さんは川上の所為だなんて絶対思ってないよって｣

川上｢はい｣

俺が1番聞きたい言葉がまだ聞けてない。

河村｢川上。俺はすみませんよりも聞きたい言葉があるんだけど、何か分かる？｣

その答えはすぐに導き出せたようで

川上｢ありがとうございました｣

河村｢いえいえ、どういたしまして｣

ちょっと強引だったかもしれないけど

川上がこのことを気にしないでくれたらいいな。

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linns＊さん、リクエストありがとうございました！

こんな感じで大丈夫でしたかね……？

またよろしければ、リクエストよろしくお願いします(*^^*)

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ありがとうございます！