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手品師と黒猫 ___side ページ10

自宅を出て数分後。目的地についた。
あ、なんか3人の人影がわちゃわちゃしている。多分あれだな←

貴「お待たせー」

真「あ、A。よし、みんな揃ったな。行くか」

貴「真昼、その猫飼い始めたんだね」

真「おう。名前はクロって言うんだ!」

結構普通の名前だな...って思ったのは秘密。

私達は文化祭の材料を買うためにそこら辺を歩きはじめた。

____歩き初めて数分後。ひとつの人影が私達の横に着地した。

べ「どォもどォも!学生諸君!僕のマジックショーでも見てかない?」

あ。龍征は手品とか興味ない感じ?
スタスタと歩いてスルーしてるよ。あ、でも...

べ「Hey you」←

龍「ん?なんだよ」

手品師さんがスルーしてた龍征の肩を掴んで動きを止めたよ。てか、発音いいね。

べ「さて!何故この少年は僕に引き止められたのでしょォかァ!!
1.僕の事を無視したから
2.僕の前を横切ったから
3.僕のお腹が空いたから
4.僕の事を無視したから」

いや。なんか。選択問題なんだね。しかも1と4一緒だね。

べ「正解はァ....!」

そう言いながらその手品師は、...いや、吸血鬼は龍征の首元に噛み付いた。

べ「全部だよ!!___」

最後の方は私の今の頭の中では処理しきれなかった。脳内がパニくったからだ。

___このままだと、大勢の人が巻き込まれる。

気づいた時には私の身体は龍征とその吸血鬼を突き放していた。

真昼「っ?!Aッ?!」

真昼が驚いている。それもそうだろう。
なんたって今の私は....世間で言う『怪物』に値する存在なのだから。

『友達』をコロされかけて怒らないヒトなんているのだろうか。

____私は今、どんなカオをしているだろう。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
すっごいミステリアス:(´◦ω◦`):カタカタ

__真昼side→←番外編“続03”《完》



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黒羽スットン(プロフ) - 嵯峨野さん» 気づいていませんでした。教えていただき、ありがとうございます! (2016年9月3日 14時) (レス) id: 0755bbb6d7 (このIDを非表示/違反報告)
嵯峨野(プロフ) - オリフラ外してくださいね〜 (2016年9月2日 23時) (レス) id: e821b06d9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒羽丼 | 作成日時:2016年9月1日 22時

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