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第七訓  昔のように ページ8

「いやぁー!Aちゃんがこっちに来てるとはねぇ!!!」



ゴリr…近藤さんが、ガッハッハと大げさに笑う。


総悟はAことをなぜかニヤニヤ見ている。




そして、トシとAは

何をした訳でもないが、なぜか落ち込んでいた。



「ん?どうした、Aちゃん?
もっと喜んでいいんだぞ?

なんせ、五年ぶりだからなぁ!!!!



Aちゃんもいい女になったなぁ!!」




なんてことを言われ、Aの顔が赤くなる。




「ちょ、こ、近藤さん!!!!

私なんて昔と変わりませんよ…!」



と必死に反論するが、




「そうでさァ。昔、A、自分のこと

俺って言って、男になりてェって言ってたじゃ…」




という総悟の一言でキレるのが私。





「総悟……てめェ…それ人前で言うんじゃねえぞ…?」




と目を見開いて総悟を睨みつける。




「はは…そういうとこは変わりやせんねィ…」

引きつった笑みで目をそらし、言う。

いくら総悟といえ、Aには弱い。






こうしたら総悟もかわいいもんだ。







そうAは思う。







「おいおい…なんでここに来たんだよ…
A、ずっと来ようとしてなかったじゃねえかよ…」



とトシが言う。



「まぁ、なんとなくかな。
トシがここで働いてるって聞いたの、少し前だし」


Aがそう言い、ため息をつく。

「用がねぇなら帰ってもらうぞ?」



と瞳孔をかっ開いてAを睨む。



「もー…トシったら瞳孔すぐ開く癖治ってないんだね、やっぱり。」



「やっぱりってなんだよ!!!

いいじゃねェか!

っていうか瞳孔開く癖ってなんだよ!?」



とトシが照れながらシャウトするが、



「そうだぞ?昔っから瞳孔開きっぱなしだぞ、トシ?」

と近藤さんが言う。



「そんなに瞳孔開いてたら目ェ悪くなりやすぜィ?」

なんて総悟が言ったり。





そんな中、

Aはなんとなく、

ボーっとしていた。









久しぶりに、こんな会話、したなぁ、


こんな日々が続けばいいなぁ、






なんて考えながら。


***

第八訓  あれ、なんかダイジェスト風だ…→←第六訓  ゴリラァァァァァァァァァァ!!!!!



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神楽っちょ - かつら〜o(^▽^)o (2014年6月5日 21時) (レス) id: cd1f88c7f2 (このIDを非表示/違反報告)
StrahlRose@杏樹(プロフ) - 無介さん» 私はヅラ目当てでやりました(( 銀さん当たるなんて思ってなかったですからねw もう一回チャレンジです!!3回目で当たりました!! (2014年3月24日 17時) (レス) id: b081c13297 (このIDを非表示/違反報告)
無介(プロフ) - 一番くじ、私もやりました!高杉目当てだったのですが、当たらず・・・(泣) (2014年3月23日 10時) (レス) id: 22af2f5fcc (このIDを非表示/違反報告)
OJ<謎の人> - でも大体わかる (2014年3月17日 17時) (レス) id: 84f8591211 (このIDを非表示/違反報告)
StrahlRose@神田&土方廃(プロフ) - OJ<謎の人>さん» しゅっしゅーはしゅっしゅーです (2014年3月14日 8時) (レス) id: b081c13297 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のぎ | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2014年2月11日 13時

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