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第二十五訓  ヅラと夢主ちゃんは仲がいいのかなァ?(( ページ27

「はァ…

ずっと走ってて疲れたなァ・・・」




銀さんが溜息交じりでそう言う。


銀さんと一緒に人気の少ない通りを歩いていた。




「…何で走ってたの?


って言うか、まだ戻ってないよね、身体…」


Aは隣にいる銀さんに聞く。


死んでいる目で銀さんだと分かったが、

源外さんの所で何か、あったのだろうか。




よっぽどの事が無い限り、
すぐ身体は戻っていると思ったのだが……




「あァ…


俺と多串君の魂が入れ替わったとき、

俺は二つに分かれて、

一つはこの身体、もう一つは…



死んだ猫のケツの穴に吸い込まれていったらしい」




「へェ…そうなんだァ……









じゃねェェェェェ!!!!!!









猫のケツの穴ァァァァ!?

何でだよォォォォォ!!!!!」





Aが今までに無いぐらいシャウトしながら
ツッコんだが、


銀さんも勿論、理由など知っているはずも無く、




「お、俺もしらねェっての・・・」

と目を泳がしながら、言った。



「まァ、とにかく、

そのせいで、俺の半身がねェと元の身体には
戻れねェって訳だ。


その俺の魂が入った猫が何処にいるかを探してるんだけどなァ…」




「でも、猫の死体ならもう片付けられてるんじゃ…」



私は咄嗟に銀さんに言う。



その言葉に反応して銀さんは言う。



「…もしあの死骸が俺の魂を得ることで、
生き返っていたとしたら……?」





そうか、死体に魂が入ったらそりゃあ生き返るか・・・



いろいろな事が起きすぎて、
普通ではないことを普通だと感じてしまっている頭をなんとか起こし、

銀さんに言う。


「マジかよ、


そんなん、見つけれる訳が_________」





「ホントだよォォォ!


ああ、とんでもねェ事になっちまった…
どうする、どうすればいい!?」



急に銀さんが叫びだし、

頭を抱えた。





相当、やばいよなァ・・・
この状況・・・







その時_____________________





「これはこれは。
こんな所で思わぬ有名人に会ってしまった…



真選組、鬼の副長殿ではござらんか」




・・・ヅラァァァァァァァ!!!!!!!!!



最悪だァァァっ!


こんな時に一番会いたくねェ
攘夷志士と出会っちまったァァ!!



銀さんとAは同時に頭の中でそう叫んだ。
***

お知らせですよォォォォォォォ!!!!→←第二十四訓  朝の連ドラはおもしろいと思うんです



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神楽っちょ - かつら〜o(^▽^)o (2014年6月5日 21時) (レス) id: cd1f88c7f2 (このIDを非表示/違反報告)
StrahlRose@杏樹(プロフ) - 無介さん» 私はヅラ目当てでやりました(( 銀さん当たるなんて思ってなかったですからねw もう一回チャレンジです!!3回目で当たりました!! (2014年3月24日 17時) (レス) id: b081c13297 (このIDを非表示/違反報告)
無介(プロフ) - 一番くじ、私もやりました!高杉目当てだったのですが、当たらず・・・(泣) (2014年3月23日 10時) (レス) id: 22af2f5fcc (このIDを非表示/違反報告)
OJ<謎の人> - でも大体わかる (2014年3月17日 17時) (レス) id: 84f8591211 (このIDを非表示/違反報告)
StrahlRose@神田&土方廃(プロフ) - OJ<謎の人>さん» しゅっしゅーはしゅっしゅーです (2014年3月14日 8時) (レス) id: b081c13297 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のぎ | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2014年2月11日 13時

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