検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:271 hit

ページ2

「こっ、この人ですよ国木田さん!」

どっ、と笑いが起きる。

その様子を入口で二人が目を丸くして見ている。

「やァ、鈴。君たちが恋仲(カップル)に見えたらしいよ。」

「ちょ、乱歩さん!」

「鈴。私たちは恋仲(カップル)らしいね。」

「あんたの女になった覚えはないさ。」

不思議な人達だ。

「さっきそこで会ったから一緒に来たってだけさ。」

「ん、見ない顔だね。アンタが新入りの敦かい?」

「あっ、はい。」

「国木田、社長はいるかい?」

「ああ。」

社長室にパタン、と吸い込まれるように入っていった。

「不思議な方ですね・・・。」

白い髪に赤と青の瞳。

黒いキャスケットを目深にかぶり、だぼだぼの黒いパーカー。

かなり長いようで、ショートパンツの裾が見えるか見えない位だ。

「あんな女狐、気にすることはない。」

そう国木田さんが呟く。

「だけど綺麗だよねぇ」

乱歩さんが応じる。

「敦。鈴は人気だからね。気を付けな。」

与謝野先生まで応じている。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あん | 作成日時:2018年12月15日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。