二話 ページ2
「「しょ、将軍様ァァァア!?」」
二人が大声で叫ぶと辺りはざわざわと騒ぎ始める
それにAは焦ると銃を取り出し、上に向かって発砲した
「……っ!!貴様ら、今すぐここから散れっ!!」
民衆の悲鳴を聞きながらAは将軍を庇うように将軍の前に立った
「……なんで君らはここにいるんだ。早く行け」
辺りに誰も居なくなった後、いまだに残っている二人に声をかけた
「……テメェは将軍様の何だ」
「……私は将ちゃんの護衛をしてる。将ちゃんに少しでも触れた瞬間、お前を殺す」
「おーおー、恐ぇこって。安心しろよ、触ろうとなんて思わねぇからよ」
銀時がおちゃらけた様に言うとAはそう、と頷いた
しん、となった空気の中将軍が口を開いた
「Aがすまなかったな」
そう将軍が謝罪の言葉を口にすると慌ててAも謝り始める
将軍に。
「俺らじゃねぇのかっ!?」
と、二人が言うのを無視してAは将軍と共に帰ることにした
「次、町で喧嘩でもしてみなよ、頭か腹に穴空くよ」
という、恐ろしい言葉を残して帰っていった
Aが帰ったことに二人は安堵の息を吐いた
近いうちに会うことになるとは知らないままで
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作者名:マピト | 作成日時:2018年4月21日 18時