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その後、私は今までのことで色々と質問をし浦田さんはそれを簡潔に説明してくれた

どうやら私はサニーフォレストに運ばれて一日中眠っていたらしい。そして熱もかなりの高温だったためこちらで治療した方が良いとのことで奥様に連絡をつけて1週間ほど休みを頂いたとのこと



「お前のことだから病み上がりでも仕事しそうだったしな」

「そ、そんなこと…はありそうでもないですけど」

「ともかく国境を超えちまえばAも諦めつくだろって思って最適な判断を下したまでだ」



それって遠回しに言えば逃げ出すことは考えず大人しくしてろってことですよね。

まぁサニーフォレストは基本的に植物関係や医療機関が整っているからここの方が安心といえば安心なのだろう



「ってことでこれを飲め」


そう言って差し出してきたのは見るからにゲテモノのように深い緑色をした液体状の薬で匂いからも恐ろしい感じだった

前言撤回、やはり浦田さんは浦田さんだったし悪魔だったのには変わりない。

私は思わず後退りをし逃げようとしたがその行動は彼の手によってはばかられた



「お前もしかして薬が苦手か?」

「べっ、つに苦手じゃ」

「ならなんで動揺してんの?」



彼は分かっているような感じを出しつつ楽しそうにニヤニヤと質問をしてきた


「ちゃんと飲めよ。…あぁそれとも口移しの方がいいのか?」

「今すぐ飲むのでそれをください」


私はすぐさま体を起こし、浦田さんが持っているスプーンを貰おうとしたが「病人は病人らしくしてろ」と言われ飲ませてくれることになった

心配してくれるお気持ちはありがたいのだけどさすがにその程度なら私一人でもできるんだけどなぁ。

そう思っていたのもつかの間。口の中に急にとてつもない苦い風味が入り込んできて噎せ返しそうになった。けれども吐き出す訳には行かず我慢して飲み込んだ



「おぉー、よく飲めたなぁ」

「に、苦いんですけど…」

「あ?仕方ねぇだろ、軽度のものだったらもっと苦味は弱いけどお前の熱は重度のものだしな。苦味が強いのは当たり前」



「とりあえず全部飲めよ」と言われた時の私の顔は多分ショックを受けて真っ青な表情だったと思う



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ヨル(プロフ) - コメントありがとうございます!何とかひねりにひねって作品を良いものにしていきたいと思いますのでよろしくお願いします (2020年1月16日 20時) (レス) id: 676346443e (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです!続き楽しみに待ってます! (2020年1月16日 20時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
パピヨンlove - ヨルさん» いやいや全然!バイト〜〜〜頑張れ!!!!!(元気玉)いつでも待ってるよ(イケウ``ォ) (2019年8月21日 1時) (レス) id: 96ecbd33f4 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル(プロフ) - パピヨンちゃんおひさ!ありがとねー!!今、バイトとかの予定で中々更新頻度が下がってしまってね…気長に待ってて! (2019年8月11日 19時) (レス) id: 676346443e (このIDを非表示/違反報告)
パピヨンlove - ヨルさん久しぶり!!!!作品面白いね。読んでて楽しいよ!!更新頑張って! (2019年8月11日 13時) (レス) id: 96ecbd33f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜紅茶 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/qZN5vxyJ6V2/  
作成日時:2019年6月28日 15時

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