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sugar×5 ページ6





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次に目を覚ますと私の部屋の天井が視界に入った。起き上がろうとすると目眩がした

…あれ、悪夢だったのかな?

多分そうだったんだ。扱き使われた疲労が溜まりすぎて限界が出てそこから幻覚が見えたんだ



「おい現実だわ。目逸らすな」



目と鼻の先に突如現れた整いの良い顔。なんの拍子もなく現れたものだから私は言葉を発さずに部屋の壁に後退った

え!?コイツいる!!不法侵入とかマジやだ!


「な、なんで…というか大体人の部屋にズカズカと勝手に入り込んでくるなんて失礼極まりなさすぎでしょ!?プライバシーの侵害で訴える!!」

「残念でしたー。俺は悪魔だから法律なんてかったるい決まり通用しないわ。ましてやお前以外俺の事見えてないし」

「は、はぁ?そんな馬鹿な話こそ通用しないんじゃ」

「第一、まずはここまで運んでやった俺に感謝するべきやないの?」


事の八反は悪魔、志麻の仕業なのに何故感謝しなければならないのか。かの字すらも出てこないわ

しかも身体が鉛のようにだるいし頭にも変な痛みがあるしでなにこの最悪な感覚。ホントいや


「あのさ、めっちゃ体が重いんだけどなんで」

「初めて摂取されたからやない?確か二回目は今よりも副作用が入らないからより楽やけど」

「待って二回目あるとか聞いてないんだけど」

「だって契約しとるもん。その証拠に腕見てみ?」


契約、その言葉に少し嫌な予感がして反射的に私は自分の白シャツの腕のボタンを取って捲った

手首には見覚えのないグレープのチェーンのような絵柄に薔薇の文様がワンポイントのタトゥーが身体に描かれていた



sugar×6→←sugar×4



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夜紅茶(プロフ) - ちょこさん» コメントありがとうございます!続編を希望していただきありがたいです!一応こぼれ話としてなにか書けないか検討してみます! (2022年4月2日 11時) (レス) id: 2017f33955 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とてもよかったです!その後話が欲しい! (2022年2月21日 4時) (レス) @page50 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
ヨル(プロフ) - さざんかさん» コメントしていただきありがとうございます!今後も作品を見守っていただければ幸いです! (2020年4月13日 9時) (レス) id: 676346443e (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - 普段全く他の方の作品にコメントする事はないのですが、この作品は本当にドストライクなので初コメ失礼致します…!完結おめでとうございます!悪魔と天使のお話も凄く深いなと思いました。。伏線も凄く気になります…!今作品関連作品が出たらまた読ませて頂きます!! (2020年4月13日 2時) (レス) id: 63429259c8 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル(プロフ) - コメント、評価をしていただきありがとうございます!ご期待に添えるよう努力していく次第なのでよろしくお願いします! (2020年4月3日 22時) (レス) id: 676346443e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヨル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/qZN5vxyJ6V2/  
作成日時:2020年2月24日 22時

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