これは、夢ですか？2 (ページ20)

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55話ページ20

木村side

仕事帰りにケーキ買ってきたからのぶとうぃんぐとAちゃんにあげようかな？てかもうのぶ食べてるじゃん！

木「ちょっと！のぶ！」

信「あっ！良平さんこのケーキ美味しいですね！誰が買ってきたんだろう？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

木「俺だよ！」

信「えぇ！ごめんなさい！」

まっ！いっか美味しそうに食べてくれてるから

木「別に良いよどうせあげようと思ってたから」

Aちゃん呼びにいこう！

木「Aちゃん呼びに行ってくるから全部は食うなよ」

信「はい！分かりました！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ってことで今Aちゃんの部屋のドアの前に居るよーし入るぞ！

ｺﾝｺﾝ

木「入るよ」

貴「どうぞ木村さん」

ｶﾞﾁｬ

木「Aちゃんケーキ買ってきたけどのぶが今食べてるから一緒に食べない？」

貴「ごめんなさい今は大丈夫です」

あれ？この声のトーンもしかして

木「ねーAちゃんどうしたの？」

貴「えっ？何がですか？」

木「いつもより元気ないでしょ！」

貴「ﾊｧやっぱりバレちゃいますか」ｱﾊﾊ

何でそんなに乾ききった笑い声なの？

ｷﾞｭ

気付いた時には自然に抱き締めてたどうしてかわからないけど多分このままだとAちゃんが消えちゃいそうだから

貴「えっ？」

木「俺達は離れないよ、だから今は泣いても良いよ」

貴「うぅ」

相当不安が溜まっていたんだろう

貴「わた、しみな、さんと、ずっといっしょにいたいですﾋｸﾞｯ」

これは本心で良いのかな？なら俺も自分の思っている事を伝えよう

木「うん俺達もAちゃんとずっといっしょにいたいよ、これから先春も夏も秋も冬もずっと一緒だよ安心して」

そう言うとAちゃんの抱き締める力が強くなった約束したからには絶対にAちゃんを守って見せる！