三十八話 どストライク ページ44
「おっと、長居しすぎたな。
まさかこんなに長いことお前に引き止められるとはな。」
『…。』イラァ…
糞花マジで。うん。
マジでイラついてきた。
「おう、ところで…
今持ち合わせがなくてな。払っといてくれないか?」
『……は?』
「お代は10000Gだ。」
ちょっと位キレても良いよねー!
『おらぁっ!』
「ごふっ!?」
口の中にバーガーをねじ込んだ。←
やーいやーい。
「じ、冗談だ。
グリルビー、つけといてくr…ごふぁっ」
『何度でもねじ込むわよー。』
〜10分後〜
「ゲホッゲホッ…とこ、ろで…
何か言うつもりだったんだが、忘れちまったよ。」
『ダメダメかよ。
…あっ、待って。』
「…?どうした?」
『使わないメモ帳ある?』
「それなら家にあったな。」
…此処からまた外出るのか…さっむいな。
……決意を抱け〜…決意、決意〜…。
『よし、行きましょう。』
「おう。」
がちゃりとGrillby'sの扉を開ける。
『相変わらずさっむいわねぇ…!!』
「耐えてくれ。」
早歩きでサンズの家…今は私の家…?に向かう。
『はーーーっっ!着いたー!』
「メモ帳だよな。待っててくれ。」
サンズが自分の部屋へと行く。
待っておこう。
2分程すると、サンズが戻って来た。
「これで良いか?」
『ええ、上等すぎる位よ!』
私が渡されたのは、白を基調とした線の引かれているメモ帳。しっかりと閉じられる様に青いゴムも付いている。
つまり、私の好みにどストライク。
…このメモ帳を何に使うかって?
この世界に来て理解しきれて無い事があるから整理しようかなーって。
…書くものが無い…!?
「ほら、これもやるよ。」
『…!!
…サンズ!』
「ど、どうした。」
『サンズがくれるやつ全部好みにどストライクなんですけど…!』
「お、おう。それは良かった。」
貰ったのはシャーペンと芯。シャーペンはメモ帳と同じ様な色合い。本当好き。芯のケースは真っ黒。これまた正反対の色ってのが好み!
「それじゃ、オイラは仕事に戻るぜ。」
『じゃあ私は少し休んでから…』
そう言って私はメモ帳に手をかけた。
…最初は何を書こう?
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ノワブラ−α(プロフ) - はい、仲良くしましょうね〜 (2018年10月8日 14時) (レス) id: cf6ea17fd6 (このIDを非表示/違反報告)
黒木燈(プロフ) - ノワブラ−αさん» コメントありがとうございます!相変わらずのカタツムリ更新ですが何卒暖かい眼差しで見守って下さい…!! (2018年10月8日 14時) (レス) id: a2f3698a22 (このIDを非表示/違反報告)
ノワブラ−α(プロフ) - 私、Undertale大好きでこの小説も大好きです!更新頑張ってください! (2018年10月8日 14時) (レス) id: cf6ea17fd6 (このIDを非表示/違反報告)
黒木燈(プロフ) - 紅草叢雲さん» それはどうもありがとぉぉぉぉ!!((((いつも読んでくれてありがとうございます! (2018年3月26日 23時) (レス) id: b7d60aca1c (このIDを非表示/違反報告)
紅草叢雲(プロフ) - 3000hitおめでとぉぉぉぉぉぉ!お気に入りも13!!すごい!(語彙力と文才ぃ・・・)記念に今度なんか奢るよ! (2018年3月26日 22時) (レス) id: c2b33f5793 (このIDを非表示/違反報告)
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