三十七話 えっ ページ43
「…さて、失芭は兄弟の事どう思う？」
『Angel。』ｷｯﾊﾟﾘ
「この上ない言葉だな。」
だって事実だもの。ねぇ？
「きたきた。
ケチャップは使うか？」
『……ええ。』
「さ、使いな。」
さて問題です！←
この後私が取る行動は何でしょう！30秒以内に答えなさい！！
答えはー？
『喰らいやがれこのメタボスケルトン！！』←
「ちょっ！」
【ケチャップ容器ごとをサンズの顔にぶん投げる】でしたー！←
私の読み通りケチャップの蓋は容易に外れて中身がサンズの顔面にかかった。
「ちょ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｸﾞﾌｯ…おま、なんで分かったんだよ…。ゔぅ…」
『乙女の感。』
「結局デタラメなんだな。」
『うるへー。』
もっもっとバーガーを食べてみる。
…なかなかイケる。
「パピルスは本当によくやってるぜ。」
『ええ。見て取れるわ。』
「王国騎士団に入ろうと必死でな。
ある日、あいつは騎士団長の家に行ったんだ…
で、入団させてくれと頼み込んだ。」
へえ…？
「しかし団長はドアを開けなかった、真夜中だったからな。」
えっ
えっ
えっ
ええぇぇ…？？
真夜中…？？
え、真夜中ってお前…。
「ところが翌朝、まだ粘ってるあいつを見て。」
『んぐっ！？』
よ、翌朝ぁ！？
ちょっと！オールナイトしたの！？駄目でしょ！めっ。でしょ！？
「その情熱に免じて、稽古をつけてやることにしたのさ。
まぁ、まだ、それも発展途上ってとこだがな。」
『ふーん…』
バーガーを食べ終わってしまったので、ぱっぱと手を払う。
「そうだ、聞いときたいことがあってな。」
…？なんだろう。
「言葉を話す花って知ってるか？」
『えぇ。』
あれ、もしかしてフラウィーの事…？
「なら、話が早い。
エコーフラワーだ。」
やっぱり違うかぁ……。
「沼地のいたるところに生えてるんだが。
その花はかけられた言葉を、こだまみたいに繰り返すんだ…
それがどうしたかって？
まあ、先日パピルスが興味深い話をしててな。
時々、誰もいないところで…
花が現れて何か言うんだと。」
『ふぅん…んん…？？？』
花が…現れて……？
「お世辞に…アドバイス…応援、それに…
…予言。」
『…！？』
あんの糞花が…！！
「妙な話だろ？」
『…ええ、そうね。』
「誰かがエコーフラワーでいたずらしたんだろうな。
気をつけろよ？
ご静聴どうも。」
あの糞花今度見つけたら潰す。
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ノワブラ−α(プロフ) - はい、仲良くしましょうね〜 (2018年10月8日 14時) (
レス) id: cf6ea17fd6 (このIDを非表示/違反報告)
黒木燈(プロフ) - ノワブラ−αさん» コメントありがとうございます！相変わらずのカタツムリ更新ですが何卒暖かい眼差しで見守って下さい…！！ (2018年10月8日 14時) (レス) id: a2f3698a22 (このIDを非表示/違反報告)
ノワブラ−α(プロフ) - 私、Undertale大好きでこの小説も大好きです！更新頑張ってください！ (2018年10月8日 14時) (レス) id: cf6ea17fd6 (このIDを非表示/違反報告)
黒木燈(プロフ) - 紅草叢雲さん» それはどうもありがとぉぉぉぉ！！((((いつも読んでくれてありがとうございます！ (2018年3月26日 23時) (レス) id: b7d60aca1c (このIDを非表示/違反報告)
紅草叢雲(プロフ) - 3000hitおめでとぉぉぉぉぉぉ！お気に入りも13!!すごい！(語彙力と文才ぃ･･･)記念に今度なんか奢るよ！ (2018年3月26日 22時) (レス) id: c2b33f5793 (このIDを非表示/違反報告)
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