誰も死なない優しい世界【Undertale】

二十八話 塩とお湯 ページ32

お腹空いた。

(どうした。)

さっきのスパゲティ見てたら凄くお腹空いてきたのよ！！
くっそぉぉ何か食べたいぃぃ！

(マモノのアメ)
んなんで腹膨れるか！！

(ナイスクリームが三つもあるじゃない。)

冷たくて腹壊すわバカ！クズかめ！

(……んん？？今の九塚じゃなくてクズかだった…？)

あーっ！もう！お腹空いた！空腹！スノーディンに早く着いてよ！

(気絶してからその間に運んでもらえば楽なのにね。)

気絶…意識失う………んん？意識失う？意識の主導権が取られる………？
それだ！

(へ？)

意識を九塚に渡してその間九塚に頑張ってもらう！

(何それ嫌だ。僕はやらない。)

くっそぉぉ！！

(でもこんな駄弁ってる間にも僕が体の主導権を握って体を動かしてあげてるのにお気付きで？)

………は？

気付くと私は犬二人組………もとい。犬二匹を撫でていた。
……おお？
凄い！凄いじゃない！！これからも頑張r

(これからは絶対にしません。)

あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"(悲しさの痛み)

あれ？というかこの二匹もう見逃せるね。見逃しとこうか。
というか身体中に雪が付いてるのに気付いた。寒っ！

ﾊﾟｯﾊﾟｯ

ところであの二匹はどんな感じだったの？

(リア充)

…

(純粋)

ありがとうございます←

純のカップルとか見ててうわーってなるの。微笑ましい事なんだけど私はなんか苦手意識があるのよね。

(感謝してね。)

ありがとうございます←

先行きましょうか。

(お腹は？)

空腹だよ！！

(生きてる人間って大変だねぇw)

草を生やすな。



これは……バツ印をマルに変えるのかしら。
…踏むと変わる。二回踏むと三角になる。

……ok。分かったわ。
二つともちょっと踏んでからすぐ足を引っ込めて…スイッチを……

ｶﾁｯ

よし、棘下がった。

「ニェ！？俺様のわn……に、人間？顔が凄いことになってるぞ……？？」
『大丈夫。まだ生きてる。』←
「よ、よく分からんが、スパゲティは俺様が食べる分は残っているのか…？」
『食べるどころか…凍ってて食べれなかったわよ…それに…レンジもコンセントに繋がれて無かった……』
「な、なんだって！？それは一大事だ！
まぁいっか！」←
『良いんだ！！』

お腹空いた〜…
あったかいの食べたい…
取り敢えず何でも良いや…あったかいスープみたいな？…この際塩とお湯でいいわ…

(パピルス、行っちゃったよ？)

あらまぁ。
私気づかない内にパピルス何処か行の多くない…？
まぁいいや。私も行きましょう。

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