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「はぁはぁはぁはぁ…………Aさん、足速すぎ……なんで、北山さんと………はぁはぁはぁはぁ………」
「まぁ、そんなに睨むなよ!取り敢えず落ち着けって!俺はもう行くから、仲良くね」
ヒラヒラと手を振って
去っていく北山さんを見ていると
玉森くんが覗き込んできた
「…………足、ケガしたの?」
「うん………ちょっと靴擦れしただけだよ」
「泣いてたの?」
「あっ……これは………うん………私、後先考えずに飛び込んでっちゃうほど玉森くんのことが好きなんだって思って………そしたら、なんか安心して……」
駅のホームなのに
電車を待つ人もたくさんいるのに
玉森くんは私をぎゅっと抱きしめた
「………Aさん、ごめん………俺 今すっごい嬉しい……泣いてるAさん見て嬉しいなんておかしいよね……でも、部屋に飛び込んできてくれた時も今もすっごく嬉しいんだ…///」
安心するこの胸も香水の香りも
私だけのものにしたいと思った……
自分が年下に恋する日が来るなんて……
「玉森くんじゃない匂いがする……」
そう言って少し離れると
「えっ?!うそ!あっ、そうか!あの時か……じゃあ…えっと……」
動揺する玉森くんに微笑んだ
「うそだよ」
安心したようにへにゃっと笑うその顔が好き
「Aさんっ!!」って呼ぶ声が好き
男らしい腕が好き
この人とならきっとずっと笑っていられる
「帰ろうか……」
手をつないで2人で帰る
"大好き"でも叶わない恋がある
"いつも側にいること"から始まる愛がある
あなたにとって
"運命の人"
とは?
この先ずっと
私はあなたのそばに居たい………
END
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ゆり(プロフ) - ハニハニさん» お読みいただきありがとうございました!またハニハニさんに喜んでいただける作品を書いていけたらいいなと思っております!コメントありがとうございました(^^) (2019年4月22日 17時) (レス) id: 16ebfdcf1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - まきこさん» お読みいただきありがとうございました!拙い文章でお恥ずかしいですが、楽しんで頂ける方がいらっしゃると思うと励みになります!コメントありがとうございました(^^) (2019年4月22日 17時) (レス) id: 16ebfdcf1c (このIDを非表示/違反報告)
ハニハニ(プロフ) - 終わっちゃって寂しいなーと思える作品でした。続編新作楽しみにしています。 (2019年4月22日 6時) (レス) id: 6c800c2a2c (このIDを非表示/違反報告)
まきこ(プロフ) - はじめまして!一気に読ませてもらいました!北山くん好きな私としてはこのままみっくんと終わっちゃうのかな〜と思ってしまってます(>_<)続き楽しみにしてます(^^) (2019年4月20日 8時) (レス) id: cfbbd37a93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆり | 作成日時:2019年4月15日 12時