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翌日……

会議室の事が気になって少し早く出勤する
デスクに着いてすぐ荷物を下ろすと
会議室をのぞいた

「………おはよーございまーす………」

帰れた人もいたのか、昨日より人がまばらだ……
机に突っ伏して寝てしまった人もいて
何人かがパソコンで作業していた

「Aちゃん、早いね」

飲み干されたコーヒーを下げようと部屋に入ると
後ろから藤ヶ谷さんに声をかけられた

「あっ、おはようございます!藤ヶ谷さんも泊まりですか?」

「うん………大体は帰れたんだけどね……俺らは居残り……玉は寝ちゃったけど」

「ふふふっ……疲れたんでしょうね……トラブルは大丈夫だったんですか?」

「うん……何とかひと段落つきそう」

「よかった……じゃぁ、私 新しいコーヒー淹れてきますね」

「ありがとね」

給湯室で洗い物をしてコーヒーの準備をしていると
廊下を歩く音がする

(誰か出勤してきたのかな?)

棚の上にある紙コップを取ろうと手を伸ばすと
紙コップがふわりと持ち上がった

「えっ?!」

振り返るとまだ眠そうな顔をした玉森くん………

「あれっ?さっき寝てなかった?」

「うん……Aさんの声で起きた」

「起こしちゃった?ごめんね……お疲れ様…トラブルの原因分かったって?」

「うん……何回もある事じゃないから経験のために泊まれって言われたけど、分からない事だらけだった」

「ふふふっ!じゃぁ、余計疲れたでしょ?」

「うん………」

静かになると同時に後ろから絡みつく腕………

「ちょっと……誰か通ったらどうするの?」

「付き合ってますって言う」

「………そうじゃなくて!見られたら恥ずかしくないの?」

「………お願い……一晩会えなかったから、もう限界……」

「………/// もっ………もうコーヒー淹れたから会議室行こうよ」

「うん……もう少しだけ……」

「ほらっ!誰か来たら……んっ…///」

不意に顔が近づいたと思ったら
唇を塞がれた………
ただ触れ合うだけのキスから
舌が唇を割って入ってどんどん濃厚になっていく
絡みつくようなキスに追いつくのが精一杯だ

「………ぷはっ!!!ちょっと!」

ようやく離れると距離をとって呼吸を整える

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 北山宏光 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
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ゆり(プロフ) - ハニハニさん» お読みいただきありがとうございました!またハニハニさんに喜んでいただける作品を書いていけたらいいなと思っております!コメントありがとうございました(^^) (2019年4月22日 17時) (レス) id: 16ebfdcf1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - まきこさん» お読みいただきありがとうございました!拙い文章でお恥ずかしいですが、楽しんで頂ける方がいらっしゃると思うと励みになります!コメントありがとうございました(^^) (2019年4月22日 17時) (レス) id: 16ebfdcf1c (このIDを非表示/違反報告)
ハニハニ(プロフ) - 終わっちゃって寂しいなーと思える作品でした。続編新作楽しみにしています。 (2019年4月22日 6時) (レス) id: 6c800c2a2c (このIDを非表示/違反報告)
まきこ(プロフ) - はじめまして!一気に読ませてもらいました!北山くん好きな私としてはこのままみっくんと終わっちゃうのかな〜と思ってしまってます(>_<)続き楽しみにしてます(^^) (2019年4月20日 8時) (レス) id: cfbbd37a93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆり | 作成日時:2019年4月15日 12時

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