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「俺、たこ焼き器とか重いもの出してくるから
Aちゃんは食材切るのと生地お願いしてもいい?」

「りょーかいです!」



パントリーへと入っていく横尾さんを横目に
タコを切って生地を混ぜる



「こんなもんかな………」



ひと段落付くとテーブルの
セッティングを終えた横尾さんが戻ってきた



「普通のたこ焼きと変わり種用に甘い生地も用意しました!たこ焼きソースとチョコレートソース準備したのでスイーツたこ焼きも出来ますよ」



私が生地を見せると



「さすが!Aちゃんみたいな子がお嫁に来てくれたら俺何にもやる事ないな」



そう言って笑った横尾さん………

自分が花嫁姿で横尾さんの隣に立つ光景を
想像してしまって顔がニヤける



「横尾さんのお嫁さんだなんてー///」



顔を赤くしていると



「 ………かわいい」



一瞬、横尾さんの顔が真剣になった気がして
パッと顔を上げる



「出来たー?」



食堂に入ってきたみんなの声に反応する私たち…
もう一度横尾さんを振り返った時には
いつもの顔に戻っていた




「たこ焼き器はあっためてあるから、すぐに焼けるよ」



パラパラと集まりだすみんな

予定時間には全員が食堂に集合した



「では、いただきまーす!!!」



いつも通り北山さんの声で一斉に
たこ焼きを作り始める



玉「ここからここは俺のね!」

宮「うわっ!玉ずりーっ!!じゃぁ、ここからは俺のー」

藤「渉、タコ入れていい?」

北「まずは王道からだよねー」

二「俺の横尾さん焼いてー」

千「ニカ、俺が焼いてあげる」




大きなたこ焼き器に生地がのって
いい香りが立ち込める

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作品ジャンル:タレント
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横尾渉 - 面白いです。続き待ってます! (2018年9月12日 16時) (レス) id: 0c3559fc26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆり | 作成日時:2018年8月11日 0時

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