白雪姫と7人の恋人たち 1

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「おつかれー！千賀メシ食った？」



ニカちゃんが駆け寄って声をかける



「ニカ、なんで置いてくんだよー…メシ食ってないよー…」



半泣きの千ちゃん…
3人で食堂に入って
玉森さんがシャワーから出てくるのを
待っていると



「雨も風もやべー！！！！」
「すっごい雨！ベタベター」



北山さんと藤ヶ谷さんも帰ってきた



「おっ！みんな帰ってきた？」



ワラワラとみんなが集まる食堂に
横尾さんが顔を出す



「おかえりー！あれ？宮田は？」

「宮田ならさっき部屋にいたけど」



シャワーを終えて食堂に来た玉森さんが
そう言うと



「よしっ！みんなメシまだでしょ？全員居ることだし、やろうと思ってたたこ焼きパーティーしよ！」



横尾さんの声にみんなが盛り上がる



二「やったー！！！」

千「わったー、タコじゃなくて他の具もある？」

藤「渉、取り敢えずシャワー浴びて来ていい？」

北「じゃぁ、準備もあるし30分後に食堂集合でいい？」



みんなが今後の予定やたこ焼きの話をする中



玉「おいっ、ニカ！Aちゃんのそばから離れろ」



まだニカちゃんに突っかかっている玉森さん



千「Aちゃん、ニカとなんかあったの？」



言い争う声に気づいた千ちゃんが
心配そうに話しかけてくれた



「私の不注意というか………大したことじゃないよ」



そうごまかすと



「Aちゃん、下ごしらえ手伝ってもらっても大丈夫？」



エプロンを付けた横尾さんが
冷蔵庫の前から叫んだ



「はーい！今いきまーす！」



みんなが解散する中
私は横尾さんとキッチンに残った

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