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「あれーっ?屋上ついちゃったぁぁぁ」
駆け出す私…夜風が気持ちいい
「ちょっ、Aちゃん!危ないって」
フラフラ走る私を支えながら藤ヶ谷さんが
ベンチへと座らせてくれた
「藤ヶ谷さんってお酒強いんですねぇ…」
眠くなってきた目をこすりながら
隣に座る藤ヶ谷さんの肩にもたれる
「俺は、そんなに飲んでないしね」
「えーっ……そうなんだぁ…なんか、藤ヶ谷さんの香り落ち着く……」
「そう……?」
頭を撫でてくれる大きな手に
また深い眠りに落ちていった………
夢の中で
いい香りのふかふかソファーに身を預けて
眠る………
頰に柔らかい何かが触れる感覚
顔にかかる髪の毛がくすぐったい
身をよじると身体がフワッと浮き上がって
「大好きだよ………」
切ない声が聞こえた………
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横尾渉 - 面白いです。続き待ってます! (2018年9月12日 16時) (レス) id: 0c3559fc26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆり | 作成日時:2018年8月11日 0時