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「もう2人のモノマネが面白くて!!!お腹痛いです笑いすぎて」
涙目で訴えると
「Aちゃんの目って黒目がすごい大きいね」
「………えっ?」
グイッと近づく距離に思わず目をそらす
周りを見るといつのまにか
みんな部屋に戻ってしまっていた
「あっ…みんな、帰っちゃいましたね」
未だに昔の記憶がよみがえるせいで
外見の話は苦手だ………
話をそらすと
「Aちゃんって、付き合ってる人いるの?」
「………えっ?いないですよ……///」
「そっか………よかった
あっ、バルコニー出てみる?」
自然と離れた距離に少し安心して
バルコニーへと移動する
(よかった…?それって、どういう意味…///)
外に出て手すりに腕を乗せると
気持ちいい風が吹いた
「わぁ!遠くまで見える………」
表から見たときは普通のビルに見えたのに
裏手にあるバルコニーに出ると
少し郊外にあるこのビルから
市内の明かりがとても綺麗に見えた
「屋上に行けばもっと遠くまで見えるんだけど、俺はここも好き……1人になりたいけど、ちょっと寂しい時とか後ろからみんなの笑い声が聞こえて一人じゃないって安心する」
そっと横顔をのぞくと藤ヶ谷さんの横顔は
見惚れてしまうほど綺麗だった
「………ん?」
私の視線に気づいた藤ヶ谷さんは
こちらを見ながら首をかしげる
「あっ………何でもないです…///」
慌てて目をそらしてキラキラ輝く景色を見た
(こんなにかっこいい人初めて見た………)
恋愛経験がない私は
これが恋なのか、ただの憧れなのか
そんな事すら分からない
「少し寒いよね……中入ろっか?」
藤ヶ谷さんに促されて中に入ると
プレイルームの時計がなった
「あっ、もう22時か………明日もあるし、そろそろ部屋に戻ろっか?」
私達だけになってしまった
プレイルームの電気を消して
エレベーターに乗り込む
3階へと降りると
「明日の歓迎会、楽しみにしててね」
「はいっ!ありがとうございます…おやすみなさい」
藤ヶ谷さんと分かれて自分の部屋へと戻った
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横尾渉 - 面白いです。続き待ってます! (2018年9月12日 16時) (レス) id: 0c3559fc26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆり | 作成日時:2018年8月11日 0時