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大体が片付いて、時計を見ると
17時を回ったところ………
「ニカさん?に挨拶もしたいし、早めに出て挨拶してからキッチンに行こうかな」
手土産を持って部屋を出ると
階段の隣にある部屋をノックした
"コンコン"
「………だれ?千賀?………………うわっ!!!」
「キャー!!!」
私の叫び声に慌てて部屋から顔を出すみんな………
「なになに?」「大丈夫?」
「ごっ………ごめん、女の子だと思わなくて」
申し訳なさそうなその人はさっきパンツ一枚で
ドアから顔を出した二階堂さん………
向かいの部屋の千賀さんは後ろで大笑いしている
「ごめんなさい………今日引っ越してきたものです。ご挨拶に伺ったんですけど……」
慌てて着替えてくれた二階堂さんに
申し訳ないと思いながら手土産を渡す
「ほんとごめん………今まで男だらけだったから、こんな格好でいるの普通になっちゃってて………
これからは気をつける」
「いえ………私こそ急に伺って大きな声出してすいませんでした」
いつのまにか二階堂さんの部屋の前に集まるみんな
「そろそろ飯だよね?キッチン行く?」
「俺まだ部屋にいるー」
各々が解散しだすと
「Aちゃん、キッチン行く?」
横尾さんに誘われて2人で先に
キッチンに下りることになった
「毎日、横尾さんがご飯の支度してるんですか?」
「毎日じゃないよ!でも、出来る日は作ってるかな?俺の仕事、割と早く終わるし料理好きだし男ばっかだから作ってやらないと食べないやつも多いし」
「じゃぁ、これから私にも手伝わせて下さい!
料理は叔母に教わって得意なんです」
「おー!!!頼もしい!言っとくけど、あいつらめっちゃ食うから量作るの大変だよ!
これからよろしく!」
料理仲間として横尾さんとは仲良くなれそうだ
こうして少しずつシェアハウスの人たちと
仲良くなれるのは嬉しい
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横尾渉 - 面白いです。続き待ってます! (2018年9月12日 16時) (レス) id: 0c3559fc26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆり | 作成日時:2018年8月11日 0時