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おまけのオマケ



「Aさんは付いてこなくていいってば!」

「でも、心配だし……」

「大丈夫だよ!俺、ちゃんと言えるし」

「やっぱり付いていく!」

「えーっ………」


今日は、玉森くんが北山さんと食事に行く日
北山さんに宣戦布告された玉森くんは
すぐに言い返せなかったことを
後悔しているらしく………


「やっぱり北山さんに言い返してくるっ!」

仲直りした途端
北山さんと食事の約束を取り付けてきた

「もう何も言わない方がいいんじゃない?私は、玉森くんが好きって伝えたし……」

「Aさんはいいけど、俺はあの時すぐに"Aさんは俺の彼女だ!"って言えなかったこと後悔してんの……だから、絶対言い返すっ!」

「お店であんまり騒いじゃダメだよ?」

「大丈夫、大丈夫!居酒屋だし」

「違うっ!そう言う問題じゃなくて!やっぱり付いてきてよかった……」

指定されたらしきお店に入ると
北山さんと藤ヶ谷さんが既に座っていた

「なんでガヤさんがいるの?」

玉森くんの問い掛けに北山さんが答える

「絶対、Aちゃん連れて来ると思ったから 俺の味方を連れてきた」

「えっ?俺、そんなつもりなかったんだけど」

不満そうな藤ヶ谷さん

「いいから!ここは俺の味方でいてくれよ」

「はいはい」

先輩である藤ヶ谷さんを前にして
急に弱気になった玉森くんの背中を押して
席に着いた

「藤ヶ谷さん……北山さん……お騒がせしてすいませんでした……」

既に2人には仲直りを報告していたものの
理由が理由なだけに申し訳なくて頭を下げた

「全然大丈夫だよ!Aちゃんがムキムキの男が好きとは知らなかったけど」

茶化す藤ヶ谷さんに北山さんが食いつく

「俺、結構 鍛えてんだけど!どう?玉よりはガタイいいでしょ!」

腕をめくり上げようとする北山さんに
今度は玉森くんが食いついた

「北山さんっ!俺の彼女にちょっかいかけるのやめて下さいっ!"俺の"!"俺の"彼女ですから!」

「2回も言わなくても分かってるよ!冗談!もう諦めたって」

「2回じゃなくて3回言いました」

「わーかった!俺だって2人の中を割いてまでどうにかしようとは思ってないよ」

ドヤ顔の玉森くんにタジタジな北山さん

「はははっ!北山がこんな言いくるめられるとこ初めて見た!敏腕営業マンも折れることあるんだね」

「いやいや、笑ってねーでどうにかしてよ…藤ヶ谷の後輩だろ?」

つい笑いが溢れる

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 玉森裕太 , 北山宏光   
作品ジャンル:タレント
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作者名:ゆり | 作成日時:2019年4月29日 16時

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