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「あのさ……玉森くんって結婚とか考えたことある?」
「えっ?何?急に……///結婚…?…///」
「そっ……そう……///」
自分から言いだしたくせに玉森くんにつられて
顔が赤くなる
「俺は……Aさんと付き合う前から……考えてた……///」
「えっ………///そうなの?……///」
「うん………結婚のタイミングは別として、いつかAさんの旦那さんになって毎日一緒にいたいなって……Aさんが待ってるお家に帰ってAさんが作ってくれたご飯食べて……///」
「………/// でも、それって同棲してる今と変わらなくない?結婚にこだわる理由って何?」
「全然違うよ!全く違うっ!俺が結婚したいって思う理由は……Aさんの苗字を玉森にしたいから!会社でも玉森さんって呼ばれるようになって書類とかも全部"玉森"って書かれてて……///それってすごい"俺のもの"って感じがするでしょ?」
「それは………///」
キラキラした目で話す玉森くんを見ていたら
初めて結婚した自分が想像出来た……
それはすごく衝撃的で………
玉森くんの帰りを待つ自分
美味しそうにご飯を食べる玉森くん
"玉森"の苗字を名乗る自分
それを見ながらどこか得意げな玉森くん
全部、全部、はっきり想像できる
(私も、玉森くんとの結婚生活想像出来た………)
未来が見えたような気がして嬉しかった……
何年たってもきっと
私はこの人の隣で笑ってるんだろうな……
(いつか……"玉森くんのもの"になれたらいい……)
結婚観って人それぞれだけど
今日ここで話せてよかった……
玉森くんにもたれかかって
テレビを見ている今も……
何気ない毎日が幸せ
私にとって運命の人は……
きっと玉森くん……
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作者名:ゆり | 作成日時:2019年4月29日 16時