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マンションの目の前でタクシーを降りると

「私、コンビニ寄ってから帰るからここで…また明日ね」

挨拶して歩き出す

少し歩くと後ろから
パタパタと付いてくる音がした

「僕もコンビニ行きます」
(男の子だし自炊しないのね……きっと)

深く考えず2人でコンビニへ向かった
コンビニの中は仕事終わりの人たちで
ごった返している


(これじゃ、王子探しどころじゃないな……)


適当にご飯を見繕ってお会計をすませ
店内をぐるっと見渡して外に出た

(見た限りいなかった……会ったのも遅い時間だったし、定時には上がらないのかも………)


名探偵のように推理しながら
コンビニの前に立っていると


「お待たせしましたー!」


玉森くんがレジを済ませて出てきた

「だれか知り合いでもいたんですか?」

「えっ?!居ないけど…」

「誰か、探してるみたいだったから」

「意外と鋭いのね」

「Aさんは、自炊しないんですか?」

「普段はするけど、当分しない事にしたの」

「キッチン壊れたとかですか?」

「違うけど……玉森くんこそ自炊しないの?」

「俺は、しますよ!結構!掃除とかも好きです」

「マメなのね」

話しながら歩いているとあっという間に
部屋の前

「じゃぁ、また明日ね」

「はいっ!また明日」

部屋へと戻ると疲れが一気に押し寄せる


(あー……今日も会えなかった……)


ソファにもたれながら
タクシー王子の顔を思い出した


(いつになったら会えるんだろう……会ったらなんて声かけよう…)


妄想しながら食事をすませると

ベッドに潜り込んで

また妄想の世界へ落ちていった

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 北山宏光 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
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作者名:ゆり | 作成日時:2019年3月30日 1時

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