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「ありがとう……でも、もう大丈夫だよ。こんな事言わせてごめんね………」
スープに口をつけるとあったかくて優しい味……
(玉森くんらしいや………)
「どんな形でもAさんの側にいたいからいいんだよ………」
辛そうな顔はもう見ていられなかった……
私も北山さんの前でこんな顔をしていたんだろうか………
スープを飲み干して改めてお礼を言うと
本当に大丈夫だからと半ば強引に
部屋から追い出した
このまま一緒にいたらもっと甘えてしまいそうだったから……
気持ちに応えられない以上、こんな事間違ってる………
部屋に一人きりになると
そっと携帯を開いた
着信が入ってないか…せめてメールだけでも……
願いは叶わずいつも通りのホーム画面………
「元カノの所に行っちゃったのかな………」
もしあの場所に居合わせていなければ……
それでも…
見なかったとしても…
北山さんが来ないことに変わりはなかっただろう…
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作者名:ゆり | 作成日時:2019年3月30日 1時