検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:136,502 hit

22 ページ22

「Aさんっ!こっち!」

グイッと腕を引っ張られて階段へ駆け込んだ

「エレベーター、使わないの?」

「えっ、だってみんな噂してたし…Aさん嫌かなって…」

「ふふふっ、ありがと。でも、別にいいのよ。コソコソしてた方が怪しまれるじゃない?」

「そっか……」

「じゃぁ、ここで」

「あっ……うん………」

玉森くんと別れて自分の部署へ向かうと
さくらと鉢合わせた

「A、大丈夫?………じゃないか……その目……これでもかけときな」

「はははっ!ありがと!でも、サングラスはおかしいでしょ」

「じゃぁ、こっち!」

「………これならアリか…どう?似合ってる?」

「似合ってる!美人度は多少下がるけど」

「はははははっ!さくらといると元気でる」

「あたりまえじゃん!」


さくらに度が入ってない眼鏡を借りて
マスクで誤魔化した

「おはようこざいまーす」

デスクに着くとすぐ藤ヶ谷さんが顔を出した

「Aちゃん、ちょっといい?」

「あっ、はい…」

2人で部屋の外に出ると
廊下の端っこに誘導された

「昨日、ごめん……俺の勘違いで…」

「えっ?そんな……大丈夫ですよ!やめてくださいよー…全然気にしてませんから」

「いや………でも、なんか部屋出る時様子おかしかった気がして…なんでかなってずっと考えてて…北山のこと知ってたの?」

「はい……こないだ偶然、タクシー相乗りする機会があって少し話したくらいだったんですけど」

「そうだったんだ………でも、振り回すかたちになっちゃったから…本当にごめんね……」

「大丈夫ですって!北山さんの担当は藤ヶ谷さんでいいんですよね?昨日の打ち合わせの報告書、共有できるようにアップしといてもいいですか?」

「あっ、あれさ…玉に任せようと思うから 玉に確認取ってもらえる?あと、その後の流れも説明しといてもらえると助かる」

「玉森さんが担当するんですね…分かりました!後で、教えときます」

「じゃぁ、俺は外出てくるから後よろしく」

「はいっ!行ってらっしゃい」

「行ってきます」

藤ヶ谷さんが出ていくのとほぼ入れ替わりで
玉森くんがやってきた

23→←21



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (146 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
494人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , 北山宏光 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆり | 作成日時:2019年3月30日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。