4 ページ4
玉「ここに登ると星が掴めそうって思ってた…」
「私もです……世界のてっぺんにいる気がしてました……」
玉「Aちゃん……俺、あの頃からずっとAちゃんの事が大好きで……会えなかった時間も心の中にはAちゃんの思い出があって……今は隣にいてくれる事が奇跡みたいに感じてるよ……この先もずっと俺と一緒に人生を歩んでくれますか?」
満点の星空に見上げた先には指輪を持って
ぎこちなく笑う裕太くんの顔……
「はい………///」
玉「………よかったぁ………言い訳みたいに聞こえるかもしれないけど、このプロポーズは親父に言われたからじゃないからね!指輪も前から用意してたし場所も……」
「分かってます……私も……心のどこかで思ってました。これからの人生、裕太くんの隣で一緒に笑っていたいなって……///」
玉「左手……貸してくれる?」
差し出した左手の薬指にそっと指輪がはめられる
「………わぁ………ぴったり……」
玉「うん……二度目のプロポーズだからね!採寸もバッチリだよ」
「二度目?誰かにプロポーズしたんですか?」
玉「まさか!Aちゃんにだよ!病院で眠ってる時にプロポーズした!伝わってなくてもいいから、言いたくて……」
「そうだったんですね………勿体無いことしたなぁ……裕太くんの初めてのプロポーズ聞き逃しちゃった」
玉「はははっ!いいんだよ……もしかしたら聞こえてるかもって結構緊張してたから……言葉が詰まってうまく言えなかったよ」
「でも、私 今すごく幸せです……誰かのお嫁さんになれるなんて思ってませんでした……」
玉「誰かのじゃなくて俺のね!もうAちゃんは俺のお嫁さんだから!」
笑い合ってキスをして
遊具から降りると手をつないで歩く
「みんなにいつ話します?」
玉「うーん………じゃぁ、明日のBBQで話そう!俺も参加のリベンジBBQ!!!」
「いいですねー!!!みんなびっくりするかな?」
玉「怒るんじゃない?特にミツとかガヤとか……」
「怒る?なんで?」
玉「えっ?………まぁ、ね!そっか……分かんないか……ガヤにもミツにもちょっと同情するな………」
薬指の指輪を空にかざすと
星と重なってキラキラ輝いて見える
それは2人の未来を照らす光………
325人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆり | 作成日時:2019年3月29日 22時