ピョンテな彼らと毎日を…―― ２

99．会った事がある人 ページ49

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CMside


振り返りそっとドアに近づいた



カチャ……




テーブルの上を片付ける女性の後ろ姿

ドアが開いた事に気づき振り返った



「……？？！」


一瞬スタッフかと思ってそのまま

立ち去ろうとしたけど今見えている

顔は一度会った事がある人だった




「何であなたがここにいるんですか。」


自分でも思う……

真顔でかなり冷たい言い方だ


彼女は驚きの表情を浮かべる

何も言わず少し俯いた彼女に



「何でいるんですか？」


もう一度冷たく言い放つ



A「ぇっ…と……
マネオッパに呼ばれて………」



「ほんとに呼ばれたんですか……？ぉ？」


疑ってる訳では無いけど念の為に聞くと


バッと顔を上げて



A「ほんとです！！再開するまで
楽屋にいてほしいって……」


段々小さくなる声



「撮影ならもう再開しましたよね？」


A「……はい…」

目を泳がす彼女


「じゃ、出た方が良いんじゃないですか？」


また俯く彼女



「スタッフに身分がバレたら……」

A「分かってます！！分かってます……」



そう言うと荷物を取って

足早に楽屋から出て行った




♪♪♪♪♪〜


鳴り響く着信音



「……もしもし」

YH「チャンドラ！今どこにいるのぉ」

「キュヒョナのとこです」

YH「ヌナに怒られるから早く来るのぉ」

「分かりました。すぐ向かいます。」

YH「頼むのぉ…それより何で
そんなに冷たi……プツ…ツーツーツー


ブチ切って自分の楽屋に向かう




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