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あの後、ロボロはみんなと朝ごはんを食べに食堂へ行き、私は何時も通りぺ神と食べて、部屋へ戻った。
「ん、ごちそうさま。有難う、また後で」
「うん、またねー」
.
部屋へ戻って、話したいことがあったと思い出した。
まぁ、あとで会えるからいっか、そんな風に軽く考えた。話したい内容も、大したことでは無かったし。
時計を見ると七時過ぎ。
会議の十時までまだ時間がある。
久々にお散歩でもしようかな、そう呑気に考え、適当な上着を羽織りナイフを持って部屋を出た。
散歩と言っても外には出られない。
外出許可を貰わないといけないけど、グルさん含め幹部のみんなは朝ごはん中だから迷惑かけてしまう、と住んでいる此処を探索することにした。
もう飽きるほど見たけど、また繰り返し。
五個目くらいの部屋は図書室。
図書室の本を隅から隅まで見て、興味深いのを何冊か手に取る。
一回部屋に戻ろっかな、ふらつきながら歩くと、声を掛けられた。
「あれ、Aさん？ 本なんて珍しいですね」
さりげなく本を何冊か持ち、そう聞いてくるエミさん。
エミさんは図書室が好きらしく、よく此処にいる。
今日も、紅茶を飲みながら読書しようとしたら私が居たから吃驚しただろう。
「あー……うん、暇だから、さ」
にへ、笑顔を張り付けて言うとエミさんも申し訳なさそうに笑い、
「そうですか……。そういえば、今日の会議の事は聞きましたか？ ゾムさんの事らしいですよ」
嗚呼、やっぱり。
最近見ていないから、話を聞くのを待っていた。
ゾム、どうなるのだろうか。
処分だろうか……否、そんなことはない。
ゾムは此処の最高戦力だし、そもそも私だけの事で処分されるわけがない。
「あ、今日の十時からの？ 聞いた、ゾム、どうなるんだろう……」
「さぁ……ふふ、どうなるでしょうね」
意味深な笑いに？を浮かべつつ、私の部屋に着いたのでお別れだ。
「本有難う、じゃあ、また、ね」
「はい、また後で」
扉を閉め時計を見ると漸く八時近くになった。
なんだか今日は時間ばかり気にしている気がする。
後の時間は、パソコンを使う仕事を進めることにした。
「んはははっ、どうなるんだろう、なんて心配した方が良いのは自分やのに……！
やっぱ何にも知らないAさんはかわええなぁ……」
酷く高揚した気分でいると、日課の読書も内容が全く入ってこず、Aの事しか考えられなかった。
会議で事実を知ってしまったら彼女はどんなカオするのだろうか。
彼ら全員、とても楽しみにしていた。
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白瀬(プロフ) - この作品はもう更新できません！ https://uranai.nosv.org/u.php/novel/Kur0se16/ ←リメイク版を書きました元1939現白瀬です！コメントなんて見てる人いるか分かんないけど宣伝！良ければ見てください！！ (12月25日 13時) (
レス) @page2 id: 88f60c6208 (このIDを非表示/違反報告)
1939(プロフ) - 理沙（まいか）さん» 返信遅くなり申し訳ありません、コメント有難う御座います。把握いたしました、修正しておきます。 (2022年3月1日 15時) (レス) id: 82056bb584 (このIDを非表示/違反報告)
理沙（まいか）(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。フォントを配布している者です。私のフォントの中にライセンス表記が正しくないものが多かったため一度利用停止してもらってもよろしいでしょうか？ (2022年2月24日 17時) (レス) id: 4a1dde520e (このIDを非表示/違反報告)
1939(プロフ) - 移行先です。御迷惑お掛けし申し訳御座いません。 (2021年6月24日 18時) (レス) id: cf06e0e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：1939 | 作者ホームページ：
作成日時：2021年5月28日 7時
