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《流星》
大橋「このタオル巻いたらどうやろ！？」
流星「ポポちゃん人形か！」
「そこまでちっちゃくなってへんわ！」
各々ボケ倒して結局、ちびっ子Jrのレッスン着を借りることになった。
まあそれでも全然でかいねんけど、大人のTシャツ1枚よりかは安全やな
「んしょ…ズボンずってくる…」
流星「ほら、こっちおいでゴムしばったげる」
大橋「でもさすがに5歳やと変わるねんな〜」
末澤「そらそうやろいくら童顔やいうても」
小島「丸顔なんはこんときからやったんすね」
「きー！じぶんらもどったらおぼえとけよっ！」
言いたい放題の3人にAちゃんが掴みかかって指でおさえられてる姿は、
誰が見ても愛おしいと思う
西畑「こらAっ！女の子なんやからやめなさい！あんたはほんまに〜！その言葉遣いもどこで覚えてきたんや！」
しばらく黙ってた大ちゃんは母性本能がうずめいたらしく、なりきって、ギャーギャー騒ぐ中に入ってった。
外野から呆れて見てると
佐野「あの、流星くん…
催眠術であーなったんやから、
催眠術やったら戻るんちゃうかなと思うんですけど、僕」
昌哉が言いずらそうに、でもみんなに聞こえるぐらいの音量でそう言うと、僕を含めみんなの動きが止まる。
なんでこんな簡単なことに気づかんかったんや
当たり前のことやん
昌哉のド正論に、さっきまで真剣に解決策を考えてた自分が恥ずかしくなってくる
流星「そうやん、なんでそんなことに気づかんかったんや…」
「まさやないす！！ほな、はやく…」
小島「い、いやいやいやいや！わからんやんか！」
大橋「せや！絶対戻るとは限らんで！？」
慌てた様子で止めようとする2人
佐野「なんもせんよりやってみた方がいいでしょ」
末澤「時間に任せた方がいいって！ほら、寝て起きたら…みたいな！」
流星「だから漫画やないんやから！」
佐野「なんでそんな止めるんですか！…
もしかして、5歳のAちゃんのままでいさせたいんですか！」
「えっなんで！？」
昌哉の言葉に、ギクリと効果音でもつきそうなくらい反応する3人
末澤「あっ、あほ！んなわけあるか！」
大橋「せや！本人が困ってんのに、この状況楽しんでるわけないやん！」
小島「むしろこっちのままでいてほしいなんか思ってないよ！」
面白いぐらい本音が出てくるな…
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作者名：鹿丸 | 作成日時：2020年5月3日 1時
