3年A組 ページ3
「_______きてっ、起きてっ!!」
『ン、ぁ…』
肩を揺さぶられる感覚に目を覚ます
どうやら起こしたのは香帆。焦ったような瞳で 俺の目を見つめ、なんだなんだと目を擦ると教卓から 大きな物音が聞こえ ビクッ と体が震えた
あれ、どういうこと。
柊「…こんな危ない物、学校に持ってきたらダメだろ?…没収だ」
どうやら甲斐のポケットには ナイフが入っていたらしく甲斐にナイフを突き立てる
甲斐「っ、…!!!」
振るわれたナイフに反射的に目を瞑る
とにかく静かな空間が続く
目を開けると甲斐の横にナイフが刺されてて。瞬間石倉達が飛び掛かるも怪我一つせず柊先生は何人もの相手を倒していく
『わぁお……俺びっくり』
香帆「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!?」
柊「……いまいち状況を理解できていないみたいだね。それじゃあ、これでどうだ。」
柊先生は手首につけている腕時計のようなものをタップする
バァァ'' ンッ!!!
『ひっ、……!!!』
がたん、と酷い揺れと頭に響く大きな音
耳を抑え机に俯せる
柊「…ロックは解除された。廊下に出られるよ?」
…腰が抜けてその場から動けない 。
俺と柊先生以外は急いで廊下に出て行ってしまった。
柊「………どうしたんですか?」
『せん、せ… 、?』
皆が廊下に騒いでいる中俺が動いていないこととに気付いた柊先生はジリジリと俺に近付いた。
先程の光景を見てしまったからか前にいる教師が恐怖でしかない。
「どうなってんだよ…っ、!!」
「なにこれ、……!?」
廊下からそんな悲鳴に近い声が聞こえる。
そんな中柊先生は俺の頬に手を添える
柊「…俺が怖いか? なんでこんな事をするのかって疑問か…?」
『っ、…ぁ、…』
恐怖心で声が出ない。
そんな様子を 楽しそうに見て笑う柊先生に狂気を感じて ゾクリと胸がなる
柊「……ここのクラスは 人質 だ。上にはまだ爆弾が3つ 仕掛けてある。
…嗚呼、そういえば……絵画のモデルになって欲しいんだ。後で美術室に…」
『は、…何言ってんだよ……!?』
柊「…その表情、魅力的だ。」
パシャリとシャッター音が 聞こえる
眉を寄せると柊先生の手にはカメラが有り、写真を撮られただけかと安堵する
満足したように後ろを向いて皆を集める柊先生
…何考えているんだよ……マジで…
1656人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
友里花(プロフ) - 続きがみたいです!!更新待ってます!! (2022年10月22日 0時) (レス) @page28 id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)
アレンシス(プロフ) - 続きを書いてください! (2022年5月13日 19時) (レス) id: 47ccef0445 (このIDを非表示/違反報告)
ロック - 続き画面みたぁい! (2022年3月21日 22時) (レス) @page28 id: 830fe7b032 (このIDを非表示/違反報告)
mimi - 続きがみたいいい (2021年11月22日 19時) (レス) @page14 id: f93f1b1021 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 滅茶苦茶好みです。続きがとても楽しみです! (2020年7月7日 1時) (レス) id: a75fa38380 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もち米 | 作成日時:2019年1月8日 23時