【3年A組男主】－Death game － (ページ2)

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3年A組ページ2

一人寂しく登校し廊下を歩く

基本登校はマイペース。マイペース過ぎて怒られた事あったけどな。

『………んぁ、？柊先生？』

廊下を角に曲がると段ボールが数個転がっているのを見ている柊先生の姿があった。

後ろ姿は何処か狂気感をビリビリと感じて思わず先生の方に声をかける

柊「…Aか …、HR遅刻するから早く行け。」

『 …HR面倒くさいからサボる！』

くｧ、と気が抜けた欠伸をするとずっしりとした段ボールを一つ持つ

『うぇっ、重っ、…』

やっとの思いで荷台に乗っけると横から視線を感じて柊先生に目を向ける

しかし柊先生も段ボールを乗っけていてさっきの視線はなんだったんだと疑問を抱くが
考えることもめんどくさい。首をかしげると二つ目の段ボールに手をつけた。

....

...

..

『おはよーござまぁす』

隼人「おっせぇ、ほら」

『ん～…』

俺の席は甲斐の隣

毎日毎日煩いこいつだけど、俺が寝る時だけは全員を静かにしてくれる。
根は優しいんだけどな、柊先生には当たり強いから困ったもんだ。

今日は陽の当たらない曇った天気

寒くもなく暑くもなく、廊下から生温い風が吹く。心地良い風が俺の眠気を煽り、いつの間にか眠気に身を任せ目を瞑った。

隼人「…寝るか」

『……うん』

そう返事をすると廊下まで響き渡るくらいの声で「お前ら静かにしろ！」と叫ぶ

皆はもうこの合図に慣れていて、静かに話す奴も居れば黙り込む奴もいる

もう慣れたこの光景を最後に俺は眠りについた。