【3年A組男主】－Death game － (ページ19)

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3年A組ページ19

トイレにて。

「おい！！早くどっかに電話しろよ＿！！」
「分かってるって！」

『こんな堂々とすることある？』

横のトイレからよじ登ってトイレの中を見る

居たのは新、西崎、立野の3人で俺を見た途端なぜか安堵の表情を浮かべる

兵頭「お前かよ！」

『悪いか！？』

立野「お前ら静かにしろって！！」

そう言う西崎の手には小さいiPadが握られていて『なんじゃそりゃ！』と指を指す

西崎「昨日買って貰ったんだよ！だから先生もしらねぇ筈…」

『お前、、天才かよ！！』

手の平に拳をぽん、と乗っける

《残念、聞こえちゃった～。惜しかったねぇ、！これから回収に向かいまーす》

上からそう柊先生の声が聞こえる

うわっ、やべ…！！

兵頭「お前早く！誰かに連絡しろ！！」

立野「おい！！早く！」

西崎「っても誰に連絡すればいいんだよ！？」

『いっぱい居るだろ！警察とか親とか！？』

兵頭「そうだよ！ほら救急車とか！」

立野「救急車は怪我した奴の為だろ！？」

兵頭「ものの例えだよ！！」

『いらねぇ例えすんな小僧！』

兵頭「小僧ぅうう！？？」

ﾊﾞﾝっ

俺たちは顔を上げる

柊先生が隣の個室の扉の上から顔を覗かせ俺たちの目を一人一人見て笑う

柊「はい、没収～」

一瞬で俺たちの希望を奪った柊先生

「はい、罰ゲーム。」

『…え？俺も？』

立野「お前俺たち裏切る気か！？」

『いや罰ゲーム受けるくらいなら…』

兵頭「クソか！」

...

..

.

ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｯ

…どうしてこうなった。

一気にネタ回になっちゃったじゃねぇか！(メタ)

兵頭「…なんでこんな事するんすか…？」

機械音に合わせて兵頭のそんな声が聞こえる

すると柊先生は機械を止め「ん？」と聞こえなかったのかそう聞く

兵頭「だから…どうしてこんな事するんすか」

柊「ん？」

ｶﾞｯｶﾞｶﾞｶﾞ

兵頭「なんで！！こんな事するんですか！！」

機械音で言葉を遮る柊先生。ワンチャン聞こえてる

ってかデジャブ。気が失せたのか何も言わなくなる兵頭

「お前たち、今を生きてるか？」

器具をしまい教師らしいことを言う

「ゾクゾクさせてやるよ。」

『……なにそれ、イケメンかよ。』

もうとっくにゾクゾクしてんだけどなぁ…