_性格 〜 ページ2
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【性格】つかみどころがない、なんて言葉がよく似合う典型的な飄々としたマイペース男。気が付けば話し合いから抜け出していたり、また気がつけば今度は同僚を労って軽食を差し入れてきたりなど、思考の読めない……というより、読めはするがその思考が今行動に移される理由がわからない、といった類の奇行を繰り返す、扱い難い人間。
ただ、技術班としての腕は確かなものなので糾弾することもできないもどかしい相手。悪気がなさそうなのが更に頭に来る。
……と、いうのが周りからの一般的な印象である。
彼の人格は概ねは上記の通りだが、いくらか事実と異なっている点があるので訂正しておく。
先ず、彼は“つかみどころがない”訳ではない。それはただ単に、周りの人間が“つかみどころを見つけられていない”だけである。そのつかみどころさえ分かってしまえば、彼の扱いは誠に簡単だ。
では、それとは何か。そう、“仕事”である。
彼は確かに、上にあるように話し合いからいきなり抜けたりかと思えばいきなり戻ってきたりもする。が、そうした行動の理由は全て“仕事”にある。
話し合いからいきなり抜けたのは、その話し合いが必須ではなかったから。いきなり戻ってきたのは、仕事の休憩時間が終わったからである。
周りの人間は、彼のこれまでのマイペースな面を散々目の当たりにしてきたおかげで、その時間と彼の行動との因果関係に気が付けていないが、真相はつまりそういうことだ。
彼もあくまで社会人。弁えるところは弁えている。
さあ、ここまで分かってしまえば、彼を“つかむ”ことは容易い。「“緊急の仕事”なので、至急進めるように」と重要性を強調して、仕事のデータを彼の端末へ転送するだけだ。もしくは、「これも立派な“職務のうち”ですので」などとダークネススマイリングと共に吐き捨てておけば、少なくともどこかへ勝手に行ってしまうことはなくなるだろう。その様はさながら借りてきた猫のようだ。
【サンプルボイス】
一人称︰俺
二人称：＿＿ちゃん(性別問わず),目上の相手には＿＿さん(名前をもじったあだ名にさん付け)
自己紹介「あれ？わーい、新入りクンだぁ。可愛いなー、どこの班配属な感じ？……え、機動班なの？やだぁ、技術班来てほしかったなー……まあ、代わりに君の武器俺が作っちゃうからいいもんねー。俺ね、エル・ルーナ。喋りたかったらいつでも研究室おいでね、君だったら大歓迎。いつでも開けたげるから」
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