REBORN ―己の使命。そして存在―弐 (ページ49)

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処置ページ49

ツ「ど、どうなってるんだ…なんで…モスカの中から…」

リ「おい、しっかりしろ!!…ﾁｯ、モスカの構造…前に一度だけ見たことがある。9代目は…ゴーラ・モスカの原動力にされてたみてぇだな…。」

獄「原動力!?」

バ「そんな…!!」

ツ「ど、どうして…」

そんな会話にザンザスが入ってくる。

ザ「どうしてじゃねぇだろ!!」

ツ「!?」

ザ「テメェが9代目を手に掛けたんだぞ。」

うわ…(引←

それはさすがにナイナイ。

リ「やべぇな…応急処置で何とかなる傷じゃねぇ…。」

ツ「そんな…!!」

ザ「誰だ？じじいを容赦なくぶん殴ったのは、誰だ？モスカごとじじいを真っ二つに焼き切ってたのはよぉ…。」

ツ「そ、そんな…俺が…9代目を…」

?「違う…悪いのは…私だ…。」

――＾ｐ＾長いよ――

ザ「9代目への卑劣な仕打ちは実子であるザンザスへの、そして崇高なるボンゴレの精神に対する挑戦状と受け取った。」

ツ「な…!?」

ザ「しらばっくれんな!9代目の胸の焼き傷が動かぬ証拠だ!!ボス殺しの前にはリング争奪戦など無意味!!俺はボスである我が父のために、そしてボンゴレの未来のために…貴様を殺し、仇を討つ!」

―――

ヴァリアーが帰った後、儂多君は独り残っていた。

もちろん、ボンゴレ側もいたんだけど。

祐「…9代目。」

儂多君が9代目に話しかけた。

九「あぁ…祐樹君か。ひさしぶり……だね…。」

祐「応急処置を、今します。」

リ「応急処置で何とかなるような傷じゃ…」

祐「治さなくても、一時的な処置にはなる。」

そういって手際良く処置をしていく。

救急車(?)は呼んだけど、まだ数分しか経ってないためくる様子はなかった。

そして立ち上がって一言。

祐「…病院に行ってちゃんと休めれば大丈夫でしょう。」

俺は一息ついた。

するとそれと同時くらいに人が来て、9代目を連れて行った。

祐「…ツナ、」

ツ「な、なに…？」

祐「あの事は…気にするな。」

そういって儂多君も帰ろうとする。

ツ「ま、待ってよ!!儂多君は……本当にザンザスがボスでいいと…」

祐「…確かに今回の件は残酷、というか…酷過ぎる。それだけは確かだ。しかし、俺はあくまでも引くつもりはない。」

雲「祐樹、明日かみ殺してあげるよ。」

儂多君は一つため息をついてから、呆れたようにいった。

祐「やれるもんなら、やってみろ。」

儂多君はそのまま門から歩いて帰ってしまった。