REBORN ―己の使命。そして存在―弐 (ページ40)

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強さページ40

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べ「姫、誰と話してんの？」

モニターに映るのは、屋上への階段が空いているのに誰かと話しているAの姿だった。相手の姿は見当たらない。

祐「幻影、だな。自分の心を支配するに当たる人物…Aならザンザスだな、そいつの幻覚が見えるんだ。そしてソイツ制止をかける。本物か偽物かを確かめるために設けられるテストとしてよくつかわれる。」

A「僕なら恭也かな♪」

雲「///」

リア充め…(-∀ー#) by作者←

なんだそれは、見せつけているのか。僕(考えれば両方一人称が僕だったｗ)はめっちゃくしゃ幸せでーす☆みたいなそれは。羨ましいぜぃ。by作者

…じゃなくて、

祐「よくも人前で堂々と…恥ずかしくないのか…？恭也。あと、あれも黒い霧と一緒だ…。下手したら帰れなくなる。まぁ、姫君にとっては下級と言ってもいいけどな。」

雲「…そうそう、祐樹。君に少し用があるんだけど。」

祐「？…ぁ…。」

雲「(めっさいい顔ー)……かみ殺す!!」

チ「観覧席での戦闘はおやめください。」

祐「そーだそーだ。(←!?)モスカと戦えなくなるぞ。結構強いらしいしな。」

そうすると、めっちゃくちゃ残念そうな顔をして、トンファーを下ろす。

それに比例して何故かAも『(´･д･`) 』みたいな顔をする。

お前らにとって俺はどんな存在だ。

―――

貴「…行っちゃいけないって言いたいのは分かった。でも、なんで兄さんが私に銃を向けているのかがわからないよ…。」

ザ「打つ気はない。はやくこっちに来い。」

(さっき打ったじゃん…)

いつもの兄さんの声。いつもの兄さんの顔。姿かたちも兄さんだ。

でも、違う。何かが違う。何かが足りない――――

ザ「A」

名前を呼ばれ、正確に分かったことがあった。

目を見開き、一瞬で狙いを定め、銃をぶっぱなす。

貴「貴方は兄さんでは、ない。兄さんがこんな弾、よけられないとでも思った？」

容赦なく脳天と心臓に2発一気にぶちかました。

貴「貴方は…」

――――お前のそばには、誰がいた――――

貴「ずっと私の傍に居た兄さんじゃない。」

そう言い放った瞬間、倒れた兄さんは砂のようにサラサラと散り、姿を消した。

頭に残った誰かの言葉…。

いつ誰に言われたのか覚えてないけど……

貴「私は…、強くなれたかな…。」

そうつぶやいて屋上へ進む階段へと歩みを進めた。