REBORN ―己の使命。そして存在―弐 (ページ29)

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防火扉ページ29

べ「…何ｱﾚ。」

貴「さぁ?何やってんだか。まぁ蛇もお化けも怖いけど。」

モニターに映し出されているのはユーキと向こう側の姫君が口げんかしてる光景だった。

『クッそ…チェルベッロの奴、ゆるさねぇ…。』

『あははｗｗｗ蛇が怖いの？ｗｗニッヒッヒッヒｗｗｗ』

『…うるさい…!お化けが嫌いとか言ってる奴に言われたくなんてないな。』

『ﾊｧ!?うっさいな!!!お化けが怖くて何が悪い!!』

『じゃあ蛇が怖…じゃなくて、嫌いで何が悪い!!!』

…と、こんな感じだった。

そして向こう側の雲の守護者の殺気が正直怖い…。

貴「じゃあさー、私がいってたら……何が出てきてただろ…。あ、ベルはお兄さんだね。ｗ」

べ「しししっ、むしろ殺せるから逆にいいし♪」

チ「3分経過しました。一回目の防火扉の移動をします。なお、その蛇は猛毒を持っているので。悪しからず。」

『『えぇぇぇぇぇ!!!???』』

―――

ツ「な、なんか……2人とも以外だね…ｱﾊﾊ…。」

山「獄寺だったら姉貴だな!!」

獄「((思いだしただけでやや卒倒」

そんな中、一人だけ殺気をダダ漏らしにして別のことを言っている人がいる。

雲「祐樹……かみ殺す。」

そういっている顔はとてつもなくいい顔だった。

―――
祐「ふぅ…。」

なんとか(銃で)全て倒し、それにプラスしてAの力で倒し、一息つく。

A「…ねぇ、僕いいこと思いついたんだ。聞いてくれる？」

祐「あぁ…。」

A「…悪いことは言わないよ。」

祐＆A「「屋上まで協力しよう。」」

他の人｢｢((えぇーーーーーー!!!???))」」

そういって2人で廊下を走り出した。

しかし、すぐに出てきたのは、…蛇とお化けを合体させた、蛇のゾンビ。←

祐「…ほら、行けよ。蛇だぞ。」

A「は？何言ってんの？ゾンビなんだから祐樹がいってよ。」

チ「さらに3分経ちました。2回目の防火扉の移動をします。」

そうしてラッキーなことにすぐ後ろの防火扉が開いた。

そこの中に駆け込む。そして、あることに気づく。

祐「なぁ…俺達今、何処ら辺彷徨ってるんだ…？」

A「え？さぁ？」

―――

貴「…アレ、何やってんの？明らかタイムオーバーで引き分けになるのモロ見えなんだけど。」

蛇やお化けやらを避け続け、本人たちは気付いていないかわからないけど、屋上への階段の下に来ているのだ。

しかも、防火扉はしまっている。

『あー…どうしよー…次、ラストだよね…。扉の移動。』

…らしい。