REBORN ―己の使命。そして存在―弐 (ページ13)

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おかしいページ13

――――仕方ない

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―――捨ててしまおう…!!

―――売るのもいいんじゃないか？

―――いや、もう、

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コロシテシマオウ…

ｽﾞｶﾞｧｧｧﾝ!!

大きな音。吃驚して4人はこちらを向く。

祐「え…。…あ…。」

壁にもたれかかっていた俺は、いつの間にか壁を思いっきり叩いて、穴をあけてしまったらしい。

貴「ユー………キ…？」

マ「どうかしたのかい？」

祐「いや…なんでもない……。」

そういって逃げるように4人がいる部屋を後にした。

―夜―←

貴「最近、ユーキの様子がおかしい。」

ユーキが部屋を出て言った瞬間、私は言った。でも、なにがおかしいのか自分でもわからないのだが。でも何かおかしい。

分からなくて、今、まさに今からスクアーロの勝負だと言うのにスクアーロに悩みの種を植え付けてしまった。

本人は気にしないで戦うって言ってたけど…。

チェルベッロが説明を始めた。

チ「これが雨の勝負のための先頭フィールド、アクエリオン。特徴は立体的な構造、そして密閉されあ空間にとめどなく流れ落ちる大量の水です。」

雨だから水、とか？

ぬぅ…良くわからん。←

チ「最上階のタンクより散布される水は一階よりたまり、勝負が続く限り水位は上がり続けます。」

貴「えぇ!?じゃあずっと続いてたらおぼれちゃうじゃん!!」

祐「当たり前だ。」

そういってﾍﾟﾁｯと頭を叩く。あ、今までどおりだ(笑)

チ「なお、たまった水は特殊な装置により海水と同じ成分にされ、規定水位に達した時点で獰猛な海洋生物が放たれます。」

貴「どーもー？」

祐「動物で攻撃的な生き物の事だ。」

―――

ザ「負け犬はかっ消す。…てめぇらか、このカスをだ。」

貴「兄さんやっちゃえ～♪」

ス「う"ぉぉい!!!!Aものるんじゃねぇ!!!」

本人たちは普通にやっているだろうが、俺には程遠く見える『ソレ』を俺は近くで見ていた。

近くに居れば近くにいるだけ………遠く感じる。

俺はスクアーロに声をかけるべきか？それともいらないか？

祐「スクアーロ…遊ぶなよ…。」

ス「…あぁ…。」

そういうと、俺の頭にぽんっ、と手を乗せた。

祐「…Aと同じ扱いするなよ。」

そういって払いのけた。

チ「それでは、雨のリング S,スクアーロvs山本武、勝負開始!」

―――