いつもの喧嘩 ページ26
ガタガタン！！
凄い音がして読んでた本から顔を上げる
ドスドスと怒りを込めた歩き方で部屋の前を通りすぎる音とともにハギョニヒョンの大きな声。
「テグナいつもそう！俺が何回言ったって聞いてくれないし、変わろうともしないだろ！！」
「俺なりに気をつけてる」
「はぁ！？どこが！！」
ヤァ…あのヒョン達はまた喧嘩してるのか…
特にハギョニヒョンは癇癪でも起こしたように怒るんだから
些細な言い争いでも、ステージでのことでも…痴話喧嘩でもなんでも
いつでも筒抜けだ。
「お、ヒョガまた始まったねぇ」
「そうですね〜…」
ゴロンゴロン転がりながら雑誌を見てたホンビニヒョンがよいしょっと、ベッドから立ち上がってニヤリと笑う
「今日はなんの喧嘩かな〜」
楽しそうにニヤニヤしながらそぉっと部屋の扉を開けて2人の声が聞き取りやすいようにしてからしぃーっと唇に指を押し当てた
「だいたいさ！俺がどんな気持ちでこういうの見てるかわかる！？いつもベタベタヘラヘラしてさ！」
「ちゃんとカメラに入りきるように…」
「ハァア？？いつも6人でもカメラ入りきってるじゃん！なのにヨジャと2人で撮るときはこんな近いの！？あーー！！もうヤダ！いい！？俺の気が済むまで絶対テグナと口聞かないし、一緒に寝たりしないからな！！
俺が、誰と、何しても文句言うなよ！！」
言いたいことをビシッと言い終わるとまたドスドスと歩く音…
「やばっ、来た！ヒョガ、逃げろ逃げろ！」
慌てて2人してドアから離れてベッドの上に逃げた瞬間にバーン！！っと部屋の扉が開いた
「あー！！！ムカつく！！」
「ど、どうしたんですかヒョン」
殆ど盗み聞きでわかってるけど…
「見てよこれ！！また女の人の肩抱いてるサジン！！毎回毎回怒ってるのにさ！信じられる！？」
ああ、始まった…
2人が喧嘩したらいつでもこうやって愚痴を言いに来るんだから。
で、言うだけ言ってスッキリしたらどうせ仲直り。
ヒョンの不満が爆発して、ぜーんぶ僕達に吐き出して
おずおずとした様子でテグニヒョンが謝りながら迎えに来るまで後、数時間…
(早くテグニヒョン来ないかな…
(ヤァ！そこ！！聞いてるの！？
(アーハイハイ…聞いてます…
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杏杏(プロフ) - p663さん、ヘムチ可愛すぎますー^_^読んでてほっこりしちゃいます。 (2017年6月4日 16時) (
レス) id: 7fcd0680c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：p663 | 作成日時：2017年5月17日 11時
