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MJ「うん、お疲れ。」
『もう〜!冗談じゃないよ。
結局時間ギリギリで走ったし。髪の毛ボサボサ…。』
MJ「大丈夫、大丈夫!
Aはボサボサでもかわいいから!」
『うわん、ミンジ〜ㅠㅠㅠ』
ミンギュと別のクラスだったのがせめてもの救いだと思う。
生まれた時から今まで隣にはいつもミンギュがいた。
小学四年生くらいまでは仲が良くて、毎日くっついてたんだけど。
中学に上がると喧嘩はもっとひどくなった気がする。
『ミンジ〜。私も彼氏作ろっかな…。』
彼氏ができれば脱ミンギュじゃない?
そんなことを考えていると頭に大きな手が振りかぶった。
「なに、バカなこと言ってんの。」
『いった!キム・ミンギュ!』
MG「お前に彼氏とか何年待てばいいの?」
『はぁ。なにしに来たわけ?』
MG「数学の教科書貸して♡」
『むり。』
MG「は!?なんで!もう先生来ちゃうんだって!」
『逆に今の会話を経てどうやって借りれると思ったわけ?』
MG「頼む、マジで今回は本当に怒られちゃう。」
『ごっほん、キム・ミンギュくん。
人に頼む態度がそれ?』
私がニヤッと笑えばミンギュの顔はみるみるうちに青くなっていく。
残念だったね。
私の時は2人だったけど今はみんなの前だよ。
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作者名:だんご | 作成日時:2022年11月30日 14時