検索窓
今日:19 hit、昨日:54 hit、合計:237,702 hit

16 ページ16








MG「じゃ、あとでね。」


『ん。』




次の日になって、いつもと同じようにミンギュと登校する。

今日は一緒に帰ろうと誘われた。


ミンギュが部活のない日はたまに一緒に帰ることもあったから、特に気にはならない。





『あ、ミンジ!』





ミンギュと別れて教室に入ると久しぶりのミンジの姿が見えた。




MJ「A。」


『体調はもう平気なの?』


MJ「うん…。」


『なんかあった?』




ミンジは私の目を一向に見てくれなかった。

かと思えばどこかげっそりしているように見えなくもない。




「A!」




黙りこくるミンジを前に何もできずにいると、誰かに名前を呼ばれた。




『ユア。』


YA「おはよう。Aもこっちおいでよ!」





ユアはクラスの集団に入って私を手招きした。

ミンジがいなければ素直に行っていたかもしれないが、今はミンジと話したいし。


遠慮しとこうと思って適当に笑って誤魔化した。




はずだったんだけど。





YA「こっち来てってば。
なんでミンジのところばっかいるのさ。」


『ミンジばっかって…。そりゃ友達といるでしょ。』


YA「はぁ…。Aは優しすぎるんだよ。
私、本当はソクミンこと好きじゃないよ。」


『うん、ん?どういうこと?』





驚く私にユアは平然としていた。

あまりに自然に口に出すから驚くにも驚けない。



そんな私を見てユアは笑った。










17→←15



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (266 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1310人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , ミンギュ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:だんご | 作成日時:2022年11月30日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。