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なんで、こんなことになってるんだろうか。
YA「えー!ソクミンのお弁当美味しそうだね?」
DK「ありがとう、?」
ソクミンの横にべったりくっつくユア。
いやもうソクミンの顔見なよ。
MG「どう言う状況なの、これ。」
ミンギュが小さな声でこそっと私に耳打ちする。
『知らないよ。ユアがどうしてもって言うから。』
MG「何で俺たちまで一緒なんだよ。」
『2人はまだ恥ずかしいんだって。』
そう言えばミンギュは嫌そうな顔をした。
いや、私だって嫌だからね?
YA「ユア、ソクミンとお話しするの楽しくて好き。」
DK「まだ、初めて話したのに?」
YA「うん!それでもずっと見てた人だから、。」
DK「隣のクラスだもんね。」
ソクミン、それはわざとなの?
それとも本当に天然で言ってるの?
ユアの顔、すごい引き攣ってるよ?
もう少しくらい反応してやってよ。
MG「帰りたい。」
『私だって帰りたい。』
MG「もういいじゃん。良い感じってことで。」
『ダメに決まってんじゃん!
しかもソクミン好きな子いるのに置いてくのは申し訳ないし。』
MG「いや、もう…いいよ。
ソクミンの好きな奴とか、誰かもわからないし。」
ミンギュはそう言って私をチラッと見た。
お?なんでこっち見てくるんだこの男。
私だってとっとと抜け出してしまいたいのに。
愛嬌振り撒くユアにニコニコ笑いつつ適当にあしらうソクミン。
疲れ切った私たち。
最強にカオスだった。
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作者名:だんご | 作成日時:2022年11月30日 14時