ドタイプな女の子見つけました。 (ページ17)

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15回目。ページ17

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衛輔君が家に来た。

いや、そんな前のことなんてどうでもいい。

問題は、あれだ。

事故で、してしまったやつね。

あれから、お互いに距離をとって私はソファ、衛輔君はベッドで寝ている。

私は寝れてないけど...。

唇をなぞるとさっきのことが、フラッシュバックする。

急に、衛輔君が倒れてきてそのまま唇と唇が引っ付いて押し倒される形になった。

意識していないといえば嘘になるけど、事故は事故。

衛輔君、意外と体も手も大きかったなとか...思い出してないからね...！？

事故は、事故。と心に暗示をかけるも眠れないものは事実。

彼とは今日、初めて会った。

今日、初めて話をした。

今日、初めて家に友達として彼を呼んだ。

今日、初めてキスをした。

顔が、赤くなるのを感じる。

今後、彼とどう接していけばいいの...？

....いつも通り、何もなかったように接していこう。

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彼だって私とキスして気に病んでるかもしれないし、触れたくないようなことになっていると思う。

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初めて話をしたときのように振る舞おう。

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今日のことは忘れるんだ、自分。

私は静かに目を閉じた。