舞い堕ちた少女と流星ボーイ～第2章～ (ページ9)

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舞い上がって53 ページ9

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「合宿所を出ることは許さない...！」

かぁぁ。

うん。

じゃあ寝るか←

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

と扉の開く音がする。

練習禁止.....だよね？

....でも、監督の言葉の意味が気になるし.....。

きっとこの事はプラスになる...という事なのかな？

......行ってみっか。

ーそして5分後ー

福『出て来たのはいいけど.....迷ったな。うん。』

私は極度の方向音痴らしい。(←日月情報)

確かに方向音痴は認める...けど。

不「うるせぇーな。」

ぉ。

不動君は誰かに喧嘩を売ってる。

と言うことはこの近くに誰かが居るということ。

円「あ！！A～！！！」

福『ん？...円堂君！！』

良かった....誰かしらと合流できた。

誰とも合流できなければ私は合宿所をさ迷うことになっていただろう(真顔

鬼「福寿は何をしているんだ？」

福『.....』

言いたくない。

況してや鬼道君の前だ。

きっと後でイジリ倒され春奈ちゃんに知らせることだろう。

このシスコンが★

が、

福『.....迷った。』

全-福「はぁ.....？！」

福『だ～か～ら～！

監督のとこ行こうとしたけど...見事に迷ったの！』

後半はヤケクソだな。

うん。

この時全員が思った。

「A/Aちゃん/福寿/を一人にしてはいけない！！)」

と。

綱「話を戻すけどよ、監督には会わない方がいいぜ？」

基「うん。

“呪われた監督”だからね。」

.

ー食堂ー

監督に“会うな”と言われたら会いに行きたくなっちゃうAちゃん。

ご飯を食べてダッシュで監督のところに行こうとするも迷うかと思ったが、

久「福寿！！」

案外近くに居た。

駆け寄って話を聞くと、

どうやら綱海君を脱走させるらしく綱海君のことは任せた！と言うものだった。

そして監督が一方的に会話終了。

私は近くにあった食堂に入る。

？「ウチに任しとき！！！」

と言う女の子の声がして女の子は監督と話ていたが30秒ほどで終了。

？2「ん？誰だ？その子？？」

もう1人の女の子に見つかってしまった。

福『ぁ...ぇ.....っと、』

マズイ。

これはマズイ。

？「ｽﾞｯｷｭｰﾝ！！)可愛ぇぇなぁ～！

ウチはリカで！こっちは塔子や！！可愛ぇぇな～///」

若干リカさんに引きながらも、

福『..福寿A..です。』

と自己紹介をしたのは私なりの成長の証だ。

...多分。

塔「よろしくな！」

福『うん！』

リ「可愛ぇぇ//」